西瓜糖の日々の泡

12.12(日)



娘が少し前から「すみっこぐらし」というアニメにハマっている。

「その映画版がジストシネマ御坊で上映されるよ。」と教えると「見てみたい。」と言うので、午前の回を見に行くことにした。

娘はずいぶんと楽しみにしていたが、私と妻は、初めての映画館、暗闇と大音量を怖がるのではないか、と心配していた。


チケットを買う前に、娘にもう1度確認すると「大丈夫。怖くないと思う。」と言うので、チケットとポップコーンとドリンクを買って劇場に入る。

着席するとすぐに予告編がはじまった。

スパイダーマン予告の音と敵の造形、サスペンスものの予告の雰囲気、に少しビビっていたが、ドラえもんなどの知っているキャラクターが出てくると安心してスクリーンを見ていた。

私たちも「怖くないよ」と声をかけて、なんとか上映時間までを耐え、「すみっこぐらし」の劇場版がはじまった。

最初からずっと楽しかったようで、ニコニコとスクリーンを眺めていたし、時々は笑っていた。

わかるものは「あの子は食いしん坊なんやで」と私に教えてくれたりした。


1時間ほどの本編を最後まで見て映画館デビューは成功。

娘はパンフレットも買ってご満悦。

私は「これで映画が好きな人間になってくれればいいな」と思ったし、地味に感動もした。


それからロマンシティで食料品を買って帰宅。


午後からは両親が白浜のとれとれの湯に行くのに便乗した。

創業何年かのキャンペーン期間で入場料とビールが安かった。


駐車場がものすごいことになっていたが、風呂にはそこそこの人しかいなかった。

風呂にゆっくり浸かって、ビールを浴びるほど飲んで御坊に帰る。