2018年09月28日

鰯の頭も信心から




9.25(火)

以前にも同じ事を書いた気がするが、もしそうなら「また同じ事が起きた」という事なので敢えて書く。

労働開始直後、田中(仮名)さんから「なあなあスギーリトルバード君、今週の日曜の休みにNTTドコモから俺の携帯に着信あったんやけど、何の用事やったか知ってる?」という質問をされた。感心してしまった。以前も「市役所から<重要>ってハンコで書いてる封筒届いたんやけど、何の用事かわかる?」という質問をされた事もある。

週明けの初っぱなから素敵な朝を迎えたが、僕は昨夜から風邪がぶり返してしまい、咳と鼻水が止まらなくて労働が辛かった。娘の体調も再度悪いし、妻の体調も未だ良くならず。我が家は、家も人も変わらずボロボロの状態。

本来ならSka-ing Westの練習の日だったのだが、自分も家族も調子が悪いので休ませてもらった。メンバーの皆さんには迷惑かけました。すいません to the ありがとう。

テレビ地上波で放送していた「ラスベガスをぶっつぶせ」を録画していたので観る。そして「ケヴィン・スペイシーがゴリゴリに出てるのに日本だと放送できるのねん。」というのが真っ先に出てきた感想。(ベッキーなんか法を犯した理由でもないのに追い込まれて、未だに細々とやってますよ。) そして映画は思っていたよりも面白くはなかった。普通よりちょっと面白い。ただ事実としてはとても面白いと思ったので元となった小説は読んでみたい気もするが多分読まないので、読んだ人に詳しく教えてもらいたい。





9.26(水)


体調は戻らず。というか、この日の涼しさ、いや、寒さ、で悪化した。なので、午前中の労働はかなり苦戦したが、午後からは俺の点滴こと森永のラムネを2本ボリボリとキメ、休憩は寝る・少しの暇も見逃さず目を閉じたりしていたら70%くらいまで体調が回復した。どこかのインターネットサイトで知った情報で「森永のラムネの成分は果糖ブドウ糖90%であることから、点滴とニアリーイコール」だという。それで愛用しはじめた。食べると確かに調子が良いし、二日酔いにも効くし、目覚めもスッキリ、放っておいても痩せるし、小金も入るし、モテるし、夢は叶う。本当に良いとこ尽くしで使っていてよかったです。

そして労働後はトドメに宝の湯でサウナに入って汗を流すことにした。風邪気味の時こそ汗を流した方が僕の場合は治るのが早い。(湯冷め対策はしっかりと行うのが必須。) 毎月26日は風呂の日なので無料券も貰える。一つの石で二羽の鳥をゲットだぜ。

しっかりとサウナをキメた後は吉野家に行った。素早く食べれるので湯冷めもしない。それならば移動をせずに宝の湯で食事を取ればよかったのだが、最近の宝の湯の食事処は「なんだかなぁ」という感じだ。詳しくは書かないが、この間は驚きのうどんが出てきた。それと最近は宝の湯自体もサウナの室温は低いし、水風呂に至っては24度。あちこちと痛んでいる場所も目立つし、メンテナンスもして欲しい。近所にある、という点だけで使っているというのは否めない。僕は他の町の入浴施設にもよく行くので、比べるとやはり残念。だけどお金を落とさないと改善されないのも事実。近所にある、というのは魅力なので、もうしばらくは通うので是非色々と改善して欲しい。

そういえば吉野家で会計を担当してくれた店員が「TBSの女子アナくらいにはなれるんじゃないの?」ってほど美人だった。おそらくら御坊の人間ではないだろう。こんな町にあんな美人が生まれて育つわけがないからだ。

その後、湯冷めを気にしつつ、いつもほとんど寄らないGEOに行った。そうするとダイアナ・ロス&シュープリームス「Love Child」('68)のCD化されたものが500円で投げ売られていたので救出。御坊店では中古CDコーナーと中古DVDコーナーにしか立ち寄らないので完全に呼ばれた気がした。それで割とホクホクした気持ちで帰宅したが急に目眩がして力尽きて倒れる様に寝た。






9.27(木)

あと一歩、というところで体調が戻りきらない。明け方の寒さにやられている気がしてならない。「もう片足は冬に入ったな。」と少し厚めの上着で出勤したら、田中(仮名)さんが夏場と全く変わらない服装でスポットクーラーを全開にして涼んでいた。相変わらず季節に敏感にいたい。早く急がなきゃ飲み物を買いに行く。ついでにちょっとまた君に電話したくなった。君がいるかな。君とうまく話せるかな。


アトロク月曜の町田康の朗読ライブをラジオクラウドで聞く。恐ろしく面白かった。町田康(町蔵)の音楽はそれほど好きではないが、朗読は味があって良かった。小説ではダントツで「告白」が好きだ。読むペースが遅い僕が、あの分厚い小説を3日ほどで読破した。あとは、もうほとんど覚えていないが町田康といしいしんじの2人の本も面白かった記憶がある。最近はもう小説を読む集中力も体力も時間もないので、読書といえばエッセイをパラパラと読むぐらいが関の山だ。若い時、今よりももっともっと楽器を練習し、音楽を聴き、本を読み、映画を見ていたのだけれど、どうやってこなしていたのかが今となっては不思議だ。

それを考えたので「今夜こそは自分の時間を充実させよう」と思い、ギターの弦を張り替えたり、シンセで音作りをしたりしたが、娘を寝かしつける段になり布団に入ったが最後、そのまま朝まで一緒に寝てしまい、結局簡単に一日が終わった。今週は本当に何もしていない。早く体調を戻して毎日毎日を充実させたい。







最後に告知を。

9.30(日)のバナナFM 87.7MHz「アクロス・ザ・ボーダーライン」にて僕のニューシングルの楽曲が流れます。18時からの放送です。(再放送は翌日10.1(月)22時から。)

和歌山市のコミュニティFMなので、地域外の方はサイマルラジオやラジオアプリ等での視聴をお願いします。

https://877.fm/  


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2018年09月25日

風が騒ぐ夜は



9.22(土)

金曜日のブログには「焦らない」と書いたものの充実中毒の僕は「このまま週末をむかえるのはなんとなく嫌だ」とやっぱり妙に焦ってしまいソワソワしたので、ブログ更新後スタジオに向かいレコーディング作業をした。1曲の中の1本のギターを録るのに2時間もかかってしまい、自分の演奏技術の無さとプレッシャーの弱さに愕然とした。毎日の練習を続けていれば、こんな事にはならなかったはずだ。体調の悪さを理由に楽器の練習をさぼっていたから、こんな風になってしまったのだ。それで、落ち込んでしまい作業の途中で帰宅。妻がテラスハウス東京編のラストあたりを見ていたので、隣で酒を飲みながら僕も見る。そして完走。それにしても辛い東京編だった。全話欠かさず見た妻は心底ぐったりと疲れていて「彼女の体調不良が治らない原因はテラスハウスなんじゃないか」と思うほどつまらない第2シーズンだった。それが加わった分ヤケ酒気味になってしまい、またしても二日酔いと寝不足となり出勤時間をむかえた。それにしてもプレミアムフライデーってなに?三連休ってなに? 新潮45ってなに?んなもんガソリンぶっかけ火つけちまえ。


労働後は新しく始めた録音曲のコーラス録りをするために244君と田辺市に向かう。ゲストコーラスはメトロロけんた君。雑談しながら録音を開始。流石の音楽センスでスムーズに作業は終わり、そのタイミングでアストロノーツのしもーね君も遊びに来て新しい音源を交換したりした。そして完成したけんた君のハーモニーは美しく、楽しい夜になってきて僕はウイスキーを飲み過ぎて酔っ払って、お三方には本当にご迷惑をおかけしました。僕のくだらなさは今更取り返しがつかないですが、音楽だけは素晴らしいものにします。





9.23(日)


朝、目を覚ますと自宅だった。そしてテレビの前で下半身が裸の状態だった。猛烈に頭が痛い。胃がムカムカする。身体がダルい。記憶がない。「あー。久しぶりにやってしまった」と身体的苦しさと精神的恥ずかしさでもんどりうっていると、妻が「起きて‼︎ ほんで、掃除機かけたいから娘と散歩してきて!」と怒鳴ってきた。この様子では帰宅後にも何かやらかしてもいるようだ。完全に分が悪いので、物凄く怠かったが娘としばらく散歩に出る。その間に昨晩の事を思い出そうとしたが、レコーディングが終わる頃の時間までしか記憶がない。経験上これはもうどうしようもないパターンだし絶対に迷惑をかけたはずだ。なので、思い出す事はあきらめてお邪魔したメトロロけんた君に土下座しながら打った謝罪のメールを送り、送り迎えをしてくれた244君には土下座して頭を擦り付けながら謝罪の電話をかけて許しを乞い、なんとか帰宅。こんな僕を笑って許してくれた2人は体も心も大きい素晴らしい人物だ。

そのあたりから頭痛も吐き気も怠さも3倍増しになり布団に倒れ込んだ。そしてそのまま夕方まで、眠っては頭が痛くて目覚め、また眠っては吐き気で飛び起きる、というのを繰り返す。いつもはどれだけの二日酔いでも半日もすれば治るのだが今回は全然治らない。妻も娘も呆れている。

結局、寝てばかりで日が暮れた。二日酔いは治らず頭も腰も重いが、食事と風呂を一気に済ませられる宝の湯へ行く。風呂は軽く入ったのだが、のぼせたのか頭痛が激しくなった。妻と娘は夕食を済ませられたが、僕は途中で倒れ込んでしまいトイレで嘔吐したりしたのでそのまま帰宅。布団に再び倒れ込んで寝ていると22時頃、急に視界が明るくなり、頭もクリア、胃のムカムカもゼロになり、気分も爽快で走り出したいくらいだった。






9.24(月)

たくさん寝たおかげで100%ではないが、かなり体調が戻る。妻はまだ風邪気味で、娘はかなり元気だ。二日酔いのせいで僕は使い物にならなかったし、妻も体調不良で買い物も何もしていないので冷蔵庫には何もない。それで朝からコメダ珈琲で優雅に朝食を決め込んだ。それから、土日の二日間とも娘を家に閉じ込めていたし、先日義母から「娘にオモチャでも買ってあげてくれ」と連絡があったところで、ちょうどいいタイミングなのでトイザらスがあるイオンモール和歌山に向かった。

妻が下調べしていた目当ての商品をトイザらスで無事に購入し、昼飯でもとフードコートに向かったが爆発するほど人がいて、休日のイオンモールの破壊力を見せつけられ、思わず後ずさりしてしまった。その頃から体調が崩れてきた。耳が詰まるし咳が止まらない。頭も少し痛む。それでギターの弦だけを島村楽器で買って、逃げ帰る様にイオンモールを離れ、ファミリーレストランで食事をして帰路についた。



帰宅後は吉田大八監督最新作の「羊の木」を見た。僕は体調と集中力のせいで、あまり合わなくて平均点ぐらいの感想しか持てなかったが、吉田大八クオリティは完全に保たれてはいるし、吉田作品では「クヒオ大佐」「美しい星」に比べればわかりやすい、というか、誰が見ても普通に面白い映画だと思う。僕は「美しい星」はかなり好きだが、これは普通によくわからない。しかし、よくわからないが面白い、という最高のブツである。「羊の木」の個人的なハイライトは、主人公が組んでるバンドの音楽性がポストパンク・ノーウェイブ的なインスト音楽をやっているところで、「あんなに寂れた田舎にあんなバンドいてないで!」とか独り言を言いながらゲラゲラ笑った。ちなみにギターは木村文乃。絶対こんな人おらん。  


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2018年09月21日

光陰 LIKE AN ARROW



9.18(火)

僕も妻も娘も体調が悪い。3人の中では僕が一番マシな気もしているが決して健康ではない。いい加減に治って欲しい。体調が悪いが休むほどではないし、僕は災害レベルの台風の最中でも出勤する勤勉な日本人なので、元気よく今日も出社するのである。

月曜たまむすびのオープニングトークの中でパートナーの方が、番組の慰労会?の飲み会への参加を断った理由が「俺、群れるの嫌いなんで。」とボケか本気かわからないトーンで言ったのを聞いた(別の理由も言っていたが、これも確かに言った)。こういう漫画か映画の中でしか使われないセリフを現実世界で言う人にたまに出くわすが、本来の意味ではない方で感心する。




帰宅後、夕食を食べながら「リメンバー・ミー」を観た。これが傑作で感動した。2018年ベスト級。トップ3には確実にランクイン。僕がこの映画の良いなと思った部分は、音楽や芸術の良いところばかりを描かずに悪い方にも作用するところもちゃんと描いたところ。それは家族も同じで、家族というものは素晴らしいしありがたいが、時として呪いや呪縛にもなり得る。

「ピクサー作品の中なら『トイストーリー3』と並ぶ傑作だな‼︎ 作品のテーマも凄く似てるし…」と隣で見ていた妻にグイグイと詰め寄って感想を言い、独りよがりな事ばかり話していたら、後に両作品の監督は同じ人物、という事がわかり、見事に僕の無知蒙昧ぶりも明らかとなった。小難しい事を言おうとする割に頭が悪い。





9.19(水)

家族全員、変わらず体調が悪い。そんな中、妻がしれっと安室奈美恵の3枚組CDセットを買っていた。世代的にはドンピシャだとは思うが、僕が思っていた予想の5倍以上は好きなようで、ここまでファンとは思っていなかったので少し面白かった。僕はケニー・ランキンのコンロンビアレーベルに残したシングル集と思い出野郎Aチームの新しいEPを買った。

テラスハウス東京編を見続けているのだが、登場人物の大阪弁で話す女の子が本当に凄くて、この子について誰かと語り合いたい。ダイバーシティの申し子としては、この案件は見過ごせない。






9.20(木)

まだまだ家族全員で体調が悪い。

アトロク水曜日をタイムフリーで聞く。特集コーナーの「アナウンサーvs朗読」が凄かった。感動した。ここ数週間の水曜日は特集コーナーが神懸かっていて今後も水曜日は毎週聞き逃せなくなるような気がしている。


久しぶりに「僕けっこう色んなタイプの音楽聞くんすよ」とかましてくる野郎に出会った。先日の漫画の台詞を現実世界でも使ってくるマンにも共通して言える事だが、こういうタイプの人間はSNSで大変に映える。それはもう見事に生き生きして逆に羨ましいぐらいだ。

夜は実家で飯を食べた。あまりにもみんなの体調が戻らない事を心配して母親が世話を焼いてくれた。助かった。とはいえ、週の頭の方よりかは良くなりつつはある。娘の咳は止まらない。





9.21(金)

まるでタイムスリップしたかの様に金曜日。今週は本当に何もしていない気がしている。以前なら焦って焦って仕方がなかったが今はもう何とも思わなくなってきた。焦ったところでアラフォーともなれば得るものも少ないし成長も遅いし伸び代も少ない。それと単純に体力がない。





地方紙で知ったのだが、御坊にサブカルチャーに強い喫茶店ができるらしい。クソリプおじさんaka僕としては噛みつかなければいけない。なにやら、アニメや漫画などに地元が弱いので、そういうのに特化したお店を作りたいそうだ。それはそれで志の高い良いことで地元も活性化することだろう。問題はそこではなく「アニメや漫画、ゲーム、アイドルなどはもはやサブカルチャーではなく文化的にも経済的にも完全にメインコンテンツではないか」という事だ。今は80・90年代ではないのでアニメやアイドルや漫画の話で盛り上がっていても、かつての様に白い目で見られる事はないし、例えば街中でコスプレイヤーを見ても少し驚く位で「何かそういうイベントでもやってるのかな?」くらいには市民権を得ていると思う(体感として)。 というか、アニメで町興しなどもう普通だ。逆に僕の様に酔っ払ってガストで大声で「エリックドルフィーがどうたらこうたら」と騒いでる方がよっぽどキモいと思うし、喫茶店にマーク・ロスコの図録が置いてあったり南方熊楠の菌類図譜が置いてある方がよほどギョッとする。

色々書いたが、僕も立派に中年の部類なので若者の事はわからない。なので、実際のところは若者達的にはまだまだアニメ諸々はサブカルチャー扱いなのかも知れない。となるとサブカルチャーは長くて辛くて険しい道なので店主には頑張ってもらいたいと強く願うばかりだ。
  


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2018年09月18日

ヴィジョンのない人生




9.16(日)

本来の予定では妻の手作り雑貨のイベントへの出店で、南紀白浜に行くはずだったが娘の体調のために出店はキャンセルし、自宅で大人しくしていようという事になった。

僕は早朝から録音作業をしたのだが、娘が起きてきて作業場に乱入しOKテイクになりそうなテイクのアウトロでダメになり、それで心が折れ、この日の録音は断念した。その後はテラスハウスを見たりしながら皆で朝食を取る。それから僕はジストシネマ御坊に話題作「カメラを止めるな!」を見に行った。あれだけの話題作ともなると御坊の田舎ですらけっこうな人の入りで、いつもは上映5分前でも並ぶこともないのに、この日はチケットを買うにも少し並んだりして、期待も高まった。事前情報通り映画に関する事のほとんど全てがネタバレにつながるので、ここでは何も言えないが楽しい作品だった。「2018年に映画館で見れてよかった作品」というのは確かな事だと思う。





映画の後は昼飯の弁当を買って自宅に帰った。そうこうしている内にスマートフォンが鳴る。某バンドのハードコアフィッシャーマンのC君(ブログ掲載の許可を得てないので名は伏せる)が「家族とキャンプをしに煙樹ヶ浜に来ている」との事。ちょうど暇していたので手土産を持って顔を出した。そのままワインを飲みながら、椅子に座ってゆっくりお喋りしたりして、夕方くらいまで優雅に過ごす。気分だけは海外のビーチリゾートで、煙樹ヶ浜は自宅のすぐ近くで散歩ぐらいはするが、テントやタープを張って、こんな風にリラックスして過ごすのはなんだか不思議な気持ちだった。だから楽しくて、ほどほどに酔っ払って帰宅し、その勢いで久しぶりに料理をした。余り物でパスタを作ったのだが、味はそこそこで、納得のいかない感じだった。いつも同じクオリティが出せるくらいには上手くないりたい。その後は華麗に気絶(仮眠)

夜は所用で後輩とガストに行く。仕事帰りで疲れてるところをつかまえて気も使わずにビール飲んで好き勝手に話しまくった。後輩とはいえ気心の知れた友人でもあるので、どうしても甘えてしまうのだ。彼は音楽好きで趣味も良いし、色々と世話になっているので新しい音源もプレゼントした。気に入ってもらえると嬉しいが、こればかりはわからない。音源を作ると人と会う事や外にでる事が多くなるので「そういう意味でも音楽は有益な活動であるな」と、僕なんかは思ってしまうのだ。

散々喋り倒して夜中に帰宅したが、うまく眠れなくてNetflixで「ショーシャンクの空に」を観ていたが、まんまと途中で気絶して長い一日が終わった。






9.17(月)

いつもよりは遅い目の起床。それから「ショーシャンクの空に」の続きを観る。かなり久しぶりに見直したが名作は何度見てもいい。何度も観れるから名作というのかも知れない。

娘の体調がまだ悪いので、引き続き家で大人しくする事にした。妻と娘と3人でずっとテラスハウスを見る。とりあえず第1シーズンを最終回まで見た。ここまでハマるかと思うほど見入ってしまった。

昼食を挟んで、午後からもテラスハウスの第2弾であるテラスハウス ボーイズ&ガールズ インザシティを見始める。(劇場版は飛ばした) とりあえず登場する人の誰も応援できなくて、これはこれで凄い。苦手なマインドとイズムを持った人ばかりが出てきて、早送りしたいのが本音だが、それはマナー違反なので意地になって見ている。なんのために何時間もこれを見ているのか自分でもよくわからないが、とにかくずっとテラスハウス東京編を見ていた。こんなに辛い気分で見ているのだから、東京編が終わる頃には人間的に何かしらの成長を遂げるはずだ。





テラスハウスを見続けたいが、腹は減るし、娘にも食事を摂らせないといけないし、料理をするのは面倒なのでガストに向かう。子供ができるまで外食するにも店の選択肢が少なくて、こんなに外食で困ることがあるとは知らなかった。色々と便利だし、何かと言うとガストばかり来ているので、ファミリーレストランとコンビニとイオンモールにばかり人が集まる理由がわかってきた。


帰宅後も寝る寸前までテラスハウス。湘南編の時もそうだったが、こいつらとは絶対に友達になりたくないと思うってしまう人達の生活を覗いてゲラゲラ笑ったりイライラしたり、時には泣かされたりまでするので、本当に不思議な番組だと思う。  


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2018年09月16日

いいね!のつかない人生




9.14(金)

風邪気味なのでいつもよりも早く寝ているし特に何もせずに過ごしているせいなのか、今週は時間が経つのがとても早い。「レインボーヒルに行ったのは昨日」くらいの感覚なのに、もう金曜日だ。早送りの人生。娘の風邪が治らないし、妻にもうつってしまい我が家はてんやわんやしている。


facebook、アカウントを取得しているSNSで新しいCDの宣伝のために投稿やツイートをしてみた。そのついでにまた色々と見たがやはりここは本当の地獄。だけれど、かなり冷静に覗けたので今後2度とはまり込むことはないだろう。アル中と薬物中毒の人の気持ちが少しはわかった。しかしまあ、あんなにつまらない投稿に200も300も「いいね!」がつくのだから文化的水準が低すぎて、今やあんなもので一喜一憂している奴の気が知れない。そんな強気な僕の投稿には20もいいね!がつけば御の字。


ニュースやネットニュースなどで芸能人が結婚すると「相手は一般男性」「一般人女性」などと書くが、この場合の「一般」とはどういうことなのだろうか、と以前から思っている。僕は受け取り方が完全にネガティブなので「芸能人が高みにいて、芸も能もない我々の様なものは階級が一段低いのだ」と思えて仕方がない。肩書なら「会社員」とか「アパレル関係」や「自営業」など書きようならいくらでもあると思って、この事について長々と書いていたが、どうも上手くないので書いては消しを繰り返していたが、それで僕の中の何かが発散されてしまった。とりあえず、お笑い芸人は見下す角度で「一般人」とけっこうな確率で呼びつけるので、職業に貴賎なしと思っているなら僕達は間違っている。知らない間に僕達は斬りつけられているし、知らない間に戦争は始まる。





9.15(土)

僕の勤める工場のボスには「三日間の休暇を与える」という気持ちが1ミリも無いので世間と違い今日も今日とて労働の日々である。しかし、ボスをはじめ事務の手下どもは絶対にカレンダー通りに三連休(矛と盾の逸話)をいつもきっちり取る。やはり資本主義国においては人間を歯車のように使う側に回らないと苦しいばかりだ。

労働中に妻から連絡が入り、風邪だと思っていた娘はRSウイルスというのに感染していたそうだ。夜、寝ている時の息や咳が「おかしいな」とは思っていたので風邪ではなくて驚きはしなかったが、本当に辛そうなので可哀想。代われるものなら代わってあげたい。


大人も子供もおとなしくするために映画でも見ようとなり、家族で「君の膵臓をたべたい」のテレビ放映されていたものを見た。考えると、とても久しぶりの映画鑑賞である。おそらく8月から見ていない。レコーディングのモードになると一切のインプットをしなくなる傾向がある。

映画はタイトルで予想されることが劇中で全て起こるようなものだったが、ストーリーに何度かのツイストがあって「こういうの日本の観客好きだよねえ」と半笑いと半泣きで終了する。悪くはないし、特別に良く出来てもいない、平坦な印象。ミスチルの曲を歌がすげえ上手い人がカラオケで歌っているのを聞いてる時と同じ気分。個人的にはロケ地の一部が豊郷小学校で、それが一番興奮した。  


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2018年09月13日

ラブビート



9.12(水)

朝から風邪気味。おそらく娘からうつされたものである。頭がボーっとして喉がイガイガする。

レインボーヒルに行った日曜日も娘は鼻水をたらしていたのだが機嫌も良かったし元気そうだったので連れて行った。やはりそれがいけなかったのか、月曜から鼻水がとても酷くなり咳も出だした。医者に行き薬をもらったのだが、すぐ治るはずもなく少し辛そうに見える。寝ている時が一番しんどそうで早く治って欲しい。僕は祈ることしかできない。




労働中、アトロク火曜をうっかり聞いてしまう。宇垣アナが、人がカテゴライズされる事がどうこう言ったオープニングトークの直後に、(台本があるので本人とは関係ないかも知れんが)ギャルを物凄くカテゴライズした口調のタイトルコールをしたのに凄く笑った。物凄い暴力を振るいながら喧嘩を止める人みたいだな、と思った。アメリカかね。僕はゆきぽよのファンだからギャルに偏見がある奴は嫌いだよ。かつての僕は偏見の塊だったけど今はダイバーシティの申し子である。

というわけで苦しくなったが、宇内さんの登場。アフロパーカーが思ったよりも良かったし、ギャル電も予想以上に面白かった。そして、しまおさんのコーナー。完全に心のバランスを持ち直す。それからアトロク月曜に移動。「単行本発売記念れ帰ってきた・低み特集」で腹がよじれるほど笑ったので、もう大丈夫。




帰宅後は久しぶりにテレビタイム。レコーディングばかりしていたせいで、随分とテレビも映画も見ていない。太った原因はここにあると睨んでいる。録画のたまったものがたくさんある。いつ見捨ててもいいくらいの気持ちで見ていたがまずは「半分、青い」を数話分。相変わらずひどい脚本・演出だった。しかし、これを凄く面白いと思って見ている人がたくさんいるのであって、僕みたいな半可通が脚本ガー演出ガーと騒ぐ方がみっともない。「嫌なら見なければいい」と自分を戒めた。

その後、アトロクの高校演劇特集で知った、全国高等学校演劇大会最優秀作品「フートボールの時間」を録画していたので観る。そして、これが凄かった。ラジオでは感動したが、実際はどうだろうか、と少しまだ舐めてた分、涙がたくさん出た。

感動した反動で何故かレコーディング意欲が湧いてしまい少しだけ録音作業を進める。煮詰まりそうになっていた曲が少しだけ進む。キリの良いところ切り上げて久しぶりにPUBGをしたりして夜中まで遊んだら体調が良くなった。






9.13(木)

月の頭からやる事がけっこうあったので毎月恒例のプレイリスト作りが遅れていたら、サカイ君からプレイリストが届いた。それで、よくよく考えると、だいたいはこちらから勝手にテーマやらを設定して送りつけていて、サカイ君はそれに対してアンサープレイリストを送り返してくれていた。

今回は初めて僕がアンサープレイリストを作ることになった。だけれど、あまり真剣に考え過ぎても面白味に欠けそうだったので、サカイ君のプレイリストを聴いて、その直後に脊髄反射的に選曲した。ほとんど何も考えずに選曲した割に季節感も出たし、リスニングにもフロア対応的でもあって踊れるかも知れない。Amazonプライム会員の方は是非聴いてみて下さい。

https://music.amazon.co.jp/user-playlists/5297f1d1130040948ab1dd333c985eeajajp?ref=dm_sh_hChf172oIgblKYBUu8JlFEF58



サカイ君のプレイリストはこちら

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2018年09月12日

いつまでもそのままで 泣いたり笑ったりできるように



9.10(月)

目覚めは悪かったものの身体へのダメージはなく、眠る前に思っていた「いっそこのまま風邪でもひいて休みたいわいな。」という気持ちとは裏腹に元気よく出勤。さらにサクサクと労働をこなし帰宅。こなせば帰れるからな。それにしても朝夕と涼しくなった。というか、原チャリで通勤しているので一枚羽織らないと寒いぐらいだった。

父親の誕生日なので母親から連絡があり「何をするでもないが飯でも食おう」となったので妻と娘と実家に向かいテーブルを囲んだ。先週末の疲れが出たのか、缶ビール2本で気絶。






9.11(火)

完成したシングルCD「マイガール」を関係者に手渡しできる範囲で配りまわる。

ついでに新音源の詳細を書きます。

ここ1年くらいはライブで必ず(もしくは、どちらかは必ず)演奏している二曲で、どちらも人気が高いし、音源化を望む声もいただいた事もあるので今回の録音に至りました。

ライブでやっている弾き語りとは違うアレンジを練り直し、表題曲「マイガール」はアコースティックなバンドサウンドだけれど、ソロライブの雰囲気に近いジャジーでポップな名曲に仕上がりました。

カップリングは「ガラクタ」。僕のご贔屓筋にはお馴染みの田辺市の至宝メトロロの名曲を90'sオルタナロックバンド的とも言える大胆なバンドサウンドにしております。メトロロファンが怒り狂う姿が眼に浮かびます。


参加メンバーは、ベースにスウィンギンけんた、コーラスにスウィートソウルつばさ。彼らはpatagonian orchestra(僕も参加してるバンド。現在活動休止中。)のベースとコーラス(時々メインvo)のメンバー。表題曲とカップリング曲の「ガラクタ」の二曲ともで素晴らしい演奏と歌声を入れてくれました。


ドラムはメトロロ・アストロノーツのユウスケ君。僕のソロの音源のドラムがある曲は、今のところ全て彼のドラムです。割と無理難題を押しつけた感のある録音現場でしたが楽々クリアしてくれました。


ドラム録音とミックスとマスタリングには和歌山県随一のエンジニア、神の子・244君。今回はミックス・編集とドラム以外の録音はほぼほぼ自分でやりましたが、所々244君の天才的なメスとアドバイスが入っています。


アートワークは妻で、ディレクションは僕。見ればわかるので書いておきますが、今回のジャケットは有名な某親子の写真のオマージュです。パクり、とか人聞きの悪い言い方はしないでいただきたい。パクりとオマージュとパロディは、ワンピースとこの世界の片隅にぐらい違います。とはいえ、アナログとデジタルがうまい具合にブレンドされたナイスデザインです。





とにかく色んな人の協力のもと完成し、無事発売できました。今のところはライブ会場限定発売なので是非ライブに来て買って欲しいと思っています。二曲入り500円です。ブログ読者の皆さま、どうぞ、よろしくお願いします。今、決まっているライブは10/14(日)和歌山OLD TIMEです。

  


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2018年09月11日

生活は踊る



9.9(日)

那智勝浦から帰宅後、反省会を兼ねた1人打ち上げを行い、明け方近くまで軽やかに深酒。演奏は自己採点高めでまぁまぁのライブをしたと思うが、CDが売れないのはどうしてなのか。やはり自己満足の域を超えていないのだろうか。わからない。とはいえ、数枚は売れました。買ってくださった方、ありがとうございました。たくさん聴いてやって下さい。

そういえばアマアイに漢akaGAMI「ヒップホップドリーム」が置いていて、あそこはただのお洒落な店だけじゃないヤバい店で、近所にあれば足繁く通うのになぁ、と思ったりもした。

こんな風に僕の場合ライブの後は練習よりももっと興奮・混乱状態なので落ち着くのに時間がかかるしアルコールの量も多めの必要がある。そしてまだ興奮状態だったのか、かなり早起きしてしまい完璧な寝不足状態をキープ。

出かける予定時間までかなり時間があったが二度寝はせずに少しだけレコーディング作業を進める。そのうちに娘が起きてたきたので準備をして、レインボーヒルという音楽イベントを観るために服部緑地公園に向かって出発した。




僕と妻は恋人だった頃からレインボーヒルにはちょくちょく行っており、出演アーティストが毎年「特別に有名ではないが音楽好きなら誰しもが知っている」くらいの絶妙なラインナップで好みだし、ここでしか見れないものもたくさんあるし、めちゃくちゃ混雑もしていないし、手作り感も含めて大型フェスなんかには絶対に作り出せない独特の空気感があって好きだ。過去の台風直撃事件やイベント中に停電事件なども体験したりしていて客としても忘れられない回もある。

そして今年はおそらく3年ぶりの参加。先日の台風で服部緑地公園の木がなぎ倒されていたり、まだ公園内は停電していたり、と開催前から大波乱。電源車を用意して開催にこぎつけたそうで開演前から伝説の一日になりそうな予感(天気予報は警報レベルの大雨の予想だった)がしていた。でも、少し蒸し暑かったくらいで、雨も降るのは降ったがそこまでの大雨ではなかった。

娘も会場中を歩き回ったり、色んな人にかまってもらったりもして、大きい音(ロックバンドがいないので、それほどの音量ではなかも…)にもそれほど驚きも怖がりもせずに、思ったよりも元気に楽しんでいた。だから僕も妻も世話をしつつになりながらで、音楽にずっと集中はできなかったけど随分と楽しめた。目当てで行ったキセルとパスカルズが素晴らしかった。パスカルズはトリで、日暮れの時間帯の空気感もあって神々しいくらいだった。そうでなくともメンバー各々の妖精感は凄いのに。あとはレインボーヒル常連のふちがみとふなと。この2人の演奏を観ると「レインボーヒルに来たな」という気分になる。というか、僕はレインボーヒルでしか見た事がない。それでいうと、みにまむすもそれに当たる。




イベントを最後まで楽しんだ後は、なにわの湯というスーパー銭湯へ行った。雨が大した事がなかったとはいえ全身ズブ濡れになる位は降っていたし、娘の事もあるので身体を芯から温めなければならなかった。とりあえず検索して服部緑地公園から一番近くて大きいもので検索したので施設に期待はしていなかったが、想像よりも良い入浴施設で、湯は温泉だし、サウナは広くて明るい目だったが、室温は高く、水風呂も水温が18度台でちょうどよかった。入浴後は、夕食をその施設の食事処で済ませて帰路についた。

しかし温泉と食事を取った事によって恐ろしいほどの眠気に襲われて車の運転どころではなくなった。途中、二度ほど長い仮眠を取りながら、夜中になんとか自宅に帰った。頭で感じているよりも身体は疲れていたし、どんどん太っていくし、これが加齢かと実感する事が多いこの頃である。  


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2018年09月09日

きみが好きだよ エイリアンズ




9.7(金)

実家生活二日を終えての三日目の朝、まだ前の晩の停電は続いていた。僕が家にいた所で復旧するはずもないので、気にはなりつつもシコシコと出勤するしかなかった。昼休憩中に母親に連絡をすると、実家の停電は復旧したと聞き、ほっと胸をなでおろした。そして、アトロク水曜日をタイムフリーで聞く。高校演劇特集が落涙してしまいそうになるほど恐ろしく面白かった。まさに神回。そしてやはり日比さんはパートナーでは1番良い。相手の話をしっかり聞くので番組として聞きやすい。人が話している時に割って入る様な人は苦手だ。そのまま調子良く労働を終わらせて、久しぶりの我が家に戻る。


自宅での生活を再開させるのに、家の掃除や停電でダメになった冷蔵庫の食材の処分や対処など、色々のために妻は疲れ気味だったので、夕飯は外食にしようと決めてガストに向かうが、ガストはガストで食材が届かないので限られたメニューでしか対応できないみたいだった。僕の趣味や娘の体質の問題もあり、店を変更し大阪王将に行った。大手チェーンといえ中華料理店に行くのは外食らしくて好きなのだ。それにしても自分の家が元通りになったからといって完全にいつもの日常が戻ったわけではなさそうだ。相変わらず視野が狭くて嫌になる。

夕食後、スタジオにて練習。感覚が戻ってきた。土曜日は楽しい良いライブができそうな予感がしたので早い目に切り上げて帰宅。それから弦を張り替えたり準備をしたり、新しい音源の梱包作業などをする。作業の合間に読書。停電の間、なにもやる事がなかったが懐中電灯の明かりや実家で久しぶりに本のページをめくっていた。先日のライブの日にSka-ing Westのエイジさんがプレゼントしてくれた大竹伸朗「既にそこにあるもの」が面白い。芸術作品は言わずもがなだけど、文章がとても良い。そして直島にまた行きたくなる。アイラブ湯は外から眺めただけで入っていないしね。




9.8(土)

資格も経験も常識も無い僕が真っ当な社会生活や結婚生活を持続させるには、全方位に不満があろうとも今の工場にしがみつくしか金を稼ぐ方法がないので、午前中は出勤して労働に勤しむ。午後からはライブのために休ませてもらう。タイムカードを叩きつけてから帰宅し、身支度をして那智勝浦にむけて出発した。

渋滞やトラブルもなくスムーズに会場のアマアイに到着。リハーサルを気持ちよく済ませた後は共演の一本松さんや南和歌山の面々と雑談したり、会場周辺を散策したりしていたらスタートの時間になった。(一本松さんとはほぼ和歌山市内でしか会わないのでお互い不思議な気持ちだった。)




僕はトップバッターの前座。メインのかみぬまさんの邪魔をしないように前座らしく短めでスパっと丁寧に演奏できたと思う。(以前、前座らしくないライブをしてメインの方のファンにけちょんけちょんにネットで叩かれた事があるので少しは成長できたかも知れん。) 本当はモンペ君とデュオ?ユニット?で前座を務める予定だったがモンペ君の体調で僕のソロの時間になったのだが、体調不良とはいえ本人はいるので一曲だけセッションして僕の出番は終了。じっくり聴いてもらえてありがとうございました。その後は本日の二枚目・一本松さんのいつも通りの熱いライブ。はじめましての那智勝浦の人達もひきこまれていた。そして真打ち登場。かみぬまさんの素晴らしい演奏で大団円。かみぬまさんのギブソン良い音してたなぁ。それと、前に観た時よりもこの日の演奏の方がグッときたかも知れない。プロミュージシャンというのはわかってはいても凄いもんだなぁ。それにしても奥様がアレで「夢あるな。」と思ったもんですわ。




ライブ終了後もアマアイ店主の粋な計らいや南和歌山の人の温かさいっぱいの和やかで賑やかな時間は続いた。しかし帰りたくない気持ちを必死に抑えながら会場を後にし帰宅。本当は全てをぶっちぎってでも残りたかった。次回こそは最後までいる様に段取り組むので懲りずにまた呼んで欲しいです。色々と本当にありがとうございました。
  


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2018年09月07日

月と一緒に夢を見ていた、その夜に



9.5(水)

朝目覚めた時、自宅付近の停電は復旧せず。夜中、妻の友人知人のSNSや連絡で知ったのだが、御坊市内は停電がほとんど復旧しているようだった。これもどうかと思うが、会社からは何の連絡もなかったが、台風が直撃しても休ませてくれないのが普通なので、当たり前に出勤だろうと思い家を出る。工場は眩しい位に電気がついていた。

工場で工員のみなさんと情報交換していると、御坊市内組は割と早く電気が通った人がほとんどで、まだ停電が続いているのは僕の自宅付近だけのようだった。瓦や屋根が損壊した、等の停電以外の被害も多かった。この時点で停電していない実家への避難をすることを決め、一足先に妻と娘はそちらへ向かうように連絡する。

たかだか自宅が停電しただけだが、なんとなく尻のあたりがソワソワする。が、どうしようもないので働いた。これくらいで動揺してしまうのだから、大きな災害に遭われた人の気持ちを考えるとやりきれなくなる。そしてオタオタしている自分が情けないとも思ったので、気分転換にラジオでもとタイムフリーで粋な夜電波を聞いた。この番組は何か大きなことがあると音楽がたくさん流れる。そして、とてもタイミングがいいことに、その約1時間ノンストップで音楽が流れる特集回だった。今回は「終戦特集ノンストップDC/PRG」。聞いている内に気持ちが少しずつ落ち着いてくる。音楽の凄さや万能さを知っているつもりだったが、再確認した。というか、本当にはわかっていなかったのかも知れない。続けて、アトロクに曽我部恵一が出演したライブコーナーの部分をタイムフリーで聞いた。こちらもとても良い演奏だった。たった3曲だったので久しぶりに「もっと聞きたい」と本当のアンコールを望んだが、それは勿論叶わない。次に関西に来たら必ずライブに行こうと思う。

労働が終わり実家に帰ると、電気がある、クーラーがある、というのはなんと素晴らしい事かと思った。風呂にも入れるし、スマホを充電できる。この停電で、自分がいかにスマホに頼りきった生活をしているかわかったし、もうスマホや携帯電話が無かった頃のようには生きられない。それはそれとして、冷房があるので、娘が快適に眠れるのは嬉しい。これだけでもだいぶ違う。






9.6(木)


実家で目を覚まして出勤の用意をしながらテレビをつけると、北海道で大きな地震があったというニュースが流れた。何というタイミング。天災なので仕方がないさが、日本中ガタガタやないか。自宅付近は引き続き停電していた。

労働して実家に帰宅。夕方になっても自宅は引き続き停電。妻が職場の食事会に出かける予定があったので、たった2時間だけど妻と離れた状況で娘の子守をする事になった。実家なので両親がいるが、この人見知りの激しい娘を僕と両親と3人だけで面倒を見れるのかと心配したが、思ったよりも上機嫌で遊んでくれたおかげで、あっという間の2時間だった。うちの娘は天才かも知れない。




妻と入れ違いに今度は僕がスタジオに練習に行く。8日(土)に那智勝浦のカフェアマアイでのライブのための練習をするためである。この日は東京を中心に活躍するSSWかみぬまゆうたろう氏の新アルバム発売記念ツアーの1つに前座として参加するのだ。(和歌山市から一本松さんも参加) 少し遠いけれどドライブがてらお越し下さい。南和歌山の音楽好きは全員参加が決定してます。


それで練習したのだけれど、Ska-ing Westのライブだ、レコーディングだ、停電だの何だかんだでギターにほとんど触っていなかったので、序盤はまあ指が動かない。さすがに2時間くらいすると本来の調子に戻ってきたが、はてさてどうなるものやら。少し不安になってきた所で大雨が降ってきた。それで、帰ろうかと思った所に自宅の停電が復旧したという連絡が入ったので、自宅の状況を確認しに行く。見事に何もかもが元通りだった。声を上げるほど嬉しかった。それから実家に戻ると、なぜか真っ暗。もう全員寝たのかな、と思って家に入ると、雨が激しくなった頃から停電しているという。なんだそれは、と呆れたが、もうすっかり慣れたもので普通におとなしく寝た。日頃の行いが悪いせいか、僕がいる所は停電するみたいだ。  


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