2016年08月31日

コパカバーナの愛




元気ですか?と聞かれると「最近は色々大変で、病院にばかりかかって、投薬の量も増える一方で…。」と、妙に信憑性の高い事を答えるとドン引きされるのでオススメです。こいつと長々話したくねえな、という人間か、冗談が本当に通じる奴、に言うと効果的で楽しいです。その後、大貫妙子の「くすりをたくさん」とか鼻歌でフンフン歌っちゃったりしている嫌な奴こと流浪のスギーリトルバードです。




天高く肥ゆる馬秋。
当ブログをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか。


エルメート・パスコアールが2017年年明けそうそう来日する事が決定したそうです。しかしまたしても首都のみ。チケット料金はそこそこだが、やや良心的。同じブラジルレジェンドでもカエターノが高過ぎるのか。しかし和歌山御坊市からの交通費、宿泊費、仕事を休む、諸々の経費を考えると今から貯金だな、これは。で、多分行かない。行けない。お金じゃない、という皆様、じゃあ一体何なんですか?愛ですか。恋ですか。音楽好きとしての矜持ですか。あぁ、そうですか。そいつは結構結構。


というわけで、本日は名盤「slaves mass」を聴きましょう。逸話が色々ありますが、私みたいな鈍いアホったれが、ふわっと聞いてる分には何も感じません。エレクトリックジャズアンサンブルの楽しい一枚です。困った時の、おもちゃ箱をひっくり返した様なサウンド、です(笑)


少し外れた話ですが、大谷能生がパスコアールを激昂させたエピソードが面白くて好きです。





あ、あと私は今はもうスポーツ観戦を全くしない(むしろ見たいテレビ番組の邪魔をするので憎い位だ)ので、リオだ、ジャネイロだ、と世間様が騒いでいた間、ブログではブラジル音楽ばかり紹介していました。お気付きの方もいらっしゃったかと思いますが、私なりの配慮。アカセカトリオの時は閉会式も終わっていたはず。おかげでブラジル音楽を色々と久しぶりに聴き直したりしたもんで、もっと掘り下げたくなりました。かじっただけで、ほとんど知らないもんな。浅い浅い。

ちなみに卓球男子のメダリストの顔つきが強烈に嫌いです。ざんねーん!!






昨日一昨日と、とってもイライラしていたのですが(まあ、私はブログの数少ない読者から心配される程いつもイライラしています)、「徹底討論 今俺達が一番蹴られたい女は誰だ最高会議」をニヤニヤしながら聞いていたら、すっかり機嫌が直ってしまいました。今回で3回目ですが、どの回も最高です。


最高といえば、山田参助「あれよ星屑」と諌山創「進撃の巨人」の最新巻を買いました。両方とも最高で、もうこの世の中は最高な事しかないじゃないか!と勘違いするほど最高な漫画でした。
くだらないモノに目を向けてる場合じゃないですね。素晴らしいモノばかり見ていこうと思います。やっぱり朱に交われば朱色になりますよ。私はますますドス黒く腹黒くいきたいと思います。

それでは。また。  


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2016年08月29日

愛の南雑賀町



あらゆる芸術の中で音楽が一番偉大だ、という意見に激しく同意しますスギーリトルバードです。ジャンルではなく音楽を!よそはよそ、うちはうち!! 良い音楽を。ひたすらに良い音楽を。


当ブログをご覧の皆様、おはこんばんちは。
右向いて左向いてバイチャバイチャ。


本日は2016年現在アルゼンチンで最高のグループと評判のアカ・セカ・トリオの来日記念盤をおすすめします。発売ほやほや。まさに今やってるジャパンツアーは観にいけませんが、気持ちは各地へ。想いはブエノスアイレスへ。ちなみに死ぬまでに行きたい国ランキング1・2位常にはキューバとアルゼンチンのどちらかです。というか、ハバナとブエノスアイレス。





音家松林商店でのライブ終了しました。
お越しの皆様、有難う御座いました。

お久しぶりに会う人ばかりで、
なんだか嬉しかったです。


MCは全部だだスベりで、
死にたくなりましたが、
なんとか生きて演奏をやりきりました。
演奏は良かったはず。
もう余計な事は喋らんぞ(笑)


対バンのミノアヤドンさんと演奏曲が1曲かぶるという事がリハーサルでわかり、その代わりに急遽メトロロのカバーを松林商店マスターのリクエストにより選曲、リハーサルで軽く練習したのみだったので、本番直前に不安で手が震え、動悸が異常に早く、白目をむき3回気絶してしまいましたが、本番はかなりの出来だったと思うのでよかったです。緊張感大事! (ちなみに、メトロロから免許皆伝を頂いてるので私は「ガラクタ」という曲は歌い放題)


不安といえば、血の滲むような特訓をしたウクレレ曲も、自分的には、まあまあの出来で、これからのライブのバリエーションとして組み込んでいけそうです。来年の今頃は、血液で染まり上がったウクレレになりそうです。


あとは、単純な、というか、あまり考えずにシンプルに作った曲の方がウケが良いんだなぁ、と確認しまして、今作ってる曲のヒントも得た。





ミノアヤドンは、
ミノルさん、ドンちゃんさん、は面識ありますが、アヤさんは初めまして。
なので、ライブも初めて見ましたが、
とても好きな雰囲気でした。
選曲が好みですね。
セットがかぶるのも納得です。


「音楽性も近いし、また、どこかでやるだろうな」と思ってたら、また一緒にやる事になりました。(詳細は後日)

今度はセッションしようと思います。


次回ライブは9/16(金)@和歌山OLDTIMEになります。初のソロ音源をこの日からの発売を目指していますが、まだどうなるかわかりませんが、間に合った場合はお楽しみに。間に合わない場合は演奏をお楽しみに。


  


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2016年08月28日

愛のDJ


太平のゆ なんば店の水風呂14度代で最高でした。ととのったー!! サウナーとして経験値がかなり上がりつつあるスギーリトルバードです。あまり周りに言ってないだけで、昔から私はそうですよ。タナカカツキの影響では決してない。

当ブログをご覧の皆様、ごきげんよう。
台風が近づいています。
気をつけましょう。




野暮用があり出かけた。

その夜、後輩の主催するイベントがあったので顔を出した。

元々あまり絡む事も無い奴だが、たまには良かろうと思い。

最後まで居れなかったけど、良いパーティーだったね。

お洒落した皆んなが良い音楽で踊ったり、笑ったり。

もうほんとそれだけで充分なのにね。




さて、今晩は自分のライブ
みなさんに楽しんでもらえるだろうか。
音家松林商店にて、お待ちしております。  


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2016年08月26日

恋する惑星



「シン・ゴジラ」を見た人は全員、宇多丸と春日太一のガッズゥイルァ談議を聞いたらいいと思います。色々な事情がわかって非常に面白い。思わずうなってしまったスギーリトルバードです。


当ブログをご覧の皆様、こんばんは。
今は戦前です。気をつけて生活しましょう。

でないと、テレビやインターネット、SNSで下手な事を発言したり書いたりしたら、途端に国民全員でいっせいに袋叩きに襲いかかり簡単に殺されます。そして、こちらの傷なぞ何もなかったかのように、いじめた事もさっさと忘れ、次の標的を探しています。

非常に怖い世の中になりました。
本日はカルトーラ「愛するマンゲイラ」を聞いて心を穏やかにしましょう。





28日(日)は久しぶりのライブです。

血のにじむ様な努力をしたので、ウクレレでの曲も披露できそうです。
普段と違う事をするのは楽しいですね。

それでは、日曜日、和歌山市は音家松林商店にてお待ちしております。20時スタートになります。よろしくお願いします。  


Posted by スギーリトルバード at 22:11Comments(0)日記

2016年08月24日

田辺市で



サニーデイサービスの曽我部恵一さんと田中貴さんがアルバムのプロモーションで出ていたラジオ番組を聞いたのですが、たまむすび、に出た曽我部さんはカブトムシ、ジェーンスーの生活は踊る、に出た田中さんは安定のラーメン話がほとんどで、2人ともプロモーションで出てるにも関わらずアルバムの話をほとんどしなくて最高でした。ひとつだけ。ジェーンスーさん、あんた音楽関係の仕事してるんだから、こいつアルバムをちゃんと聞けてないな、って、誰からもわかる様なコメントしちゃあいけないよ。とどうしても言いたいスギーリトルバードです。


当ブログをご覧の皆様、ご機嫌よう。相変わらずお目が高いですな。もしくは引きが強いですな。
本日のおすすめはタンバトリオの1stです。私は、名盤ばかりおすすめしがちですが、名盤は名盤だから仕方がない。ベタの何が悪いってんだ! 聞き込むと味わい深く、しかし、ながら聞きのリスニングにも合い、お店や食事に、デートのお供にのお洒落BGMにも最適、非常に使い勝手の良い1枚です。






さて、本日は私の妻の展示の告知をしたいと思います。

私の妻はイラストレーターでございまして、頻繁にではないですが、個展を開いたり、グループ展、企画展などに参加したり、私のライブのフライヤーや、私や私以外のミュージシャンのCDのジャケットデザインなど、様々な活動をしております。

今回は、田辺のイラストレーターの方との2人展で、展示場所は、田辺市の名店 COFFEE HOUSE GOLIRAさんとなります。

お近くの方や、興味を持たれた方、ぜひ足を運んでみてやって下さい。



以下、詳細になります。

みなさま、よろしくお願い申し上げます。








田辺和美 × ハヤセユカリ Exhibition
「だんだん秋に」
2016.9.12 - 9.24
日曜休/8:30〜22:30
COFFEE HOUSE GORILA
(和歌山県田辺市)

田辺市で活動されてるハヤセユカリさんとの二人展です。展示と二人の雑貨などが並びます。  


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2016年08月23日

我輩は美食家である。



とあるカフェに行き、メニューに「本日のランチ…サラダ・前菜盛り合わせ・本日のメイン料理・ドリンク・ドルチェ」と書いてあったので注文したら、サラダからメインまで一気にサーヴされました。前菜、という言葉の意味を知らないのかな。ランチコースとは書かれていなかったし、カフェだし、仕方がないと言えば仕方がない。しかし、しかしなんですよね。私は器の小さい人間なので、こういう所が気になって仕方がない。そして自分で処理し切れずブログなんぞに書いてしまうのですよ。現代の闇の一部ことスギーリトルバードです。





当ブログをご覧の皆様、こんばんは。こんにちは。おはようございます。そして、さようなら。

トゥーツ・シールマンズが亡くなったそうです。私はエリス・レジーナとの「ブラジルの水彩画」がファーストタッチでした。ずいぶんと前に、有田のブックマーケットで380円で救出した。有田のブラジル音楽愛好家もしくはハーモニカ奏者愛好家の方、無事引き継ぎましたよ。今でも時折、聞く一枚だ。

あなたのハーモニカの音色は、私の胸を撃ち抜きました。バンドのメンバーにハーモニカのメンバーを作ったのも完全にあなたからの影響です。安らかにお眠りください。RIP

なので、気分が優れない方は、今日はトゥーツ・シールマンズを聞きましょう。お持ちのCD、レコード、youtubeなんでもかまいません。







昨日はアコースティックギターについて書きましたが、実は最近、家でウクレレをよく弾きます。

一時期は狂った様に触っていたのですが、飽きてしまい、タンスの肥やし手前でウクレレ熱が再燃。コンサートが欲しくなってきたりもしています。ついでにギタレレの弦も張り替えてしまいました。ギタレレも楽しいですよ。



お手軽な印象のウクレレですが、実は奥が深くて面白いのですが、そんな事を詳しくタラタラ書いても誰も楽しくないし興味もないでしょうから、お手軽に楽しめる「CAFE HAWAII」というコンピレーションCDをお薦めします。2枚組で曲数はなんと50曲、内容も良し!しかも値段も千円強と、何かとお得な盤です。


この勢いで、28日の音家松林商店でのライブで1・2曲ウクレレを使った曲をやろうかと企んでいます。しかし練習が必要で、人前で披露できるレベルまで仕上がったら、演奏します。

もしやるなら、ライブでウクレレ使うのなんて7・8年ぶりかも知れない。  


Posted by スギーリトルバード at 20:51Comments(0)日記

2016年08月22日

六弦的趣味嗜好



「ホーミーの練習をしている」というブログを見て、私も昔トライしてそこそこ上手くなった事があったのを思い出し、更に、舞台仕事をしていた頃、モンゴルの雑技団の公演で、ホーミーが1番上手だったのはマネージャーと通訳を兼ねた日本人の団員だった、という飲み会での鉄板ネタを思い出したスギーリトルバードです。


当ブログをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか。なに?気分が悪い。それはいけません。音楽を聴いて癒されましょう。「ゲッツ/ジルベルト」をお薦めします。恥ずかしい位の大定番の名盤ですが、何度聴いても毎回素晴らしいと思う1枚です。本当に何度も聴いて最後の曲が終わると「あぁ、凄いな」といつも思うのです。





アコースティックギターを相変わらず探している。

元々は楽器に愛着がなく、安くて見た目が良いものばかり買ってきた。
特にアコースティックギターは貰い物しかない。メインで使っているモーリスは高校1年生の時のクラスメイトから借りたままのものだ。しかし、そろそろ良いギターが欲しくなってきた。ギブソンかマーチンか、それとも…。


誤解を生む言い方だが、エレキギターは安物でもなんとかなる。改造したり、アンプやエフェクターでごまかせる。しかしアコースティックギターはモノが良けりゃ音も良い。どの趣味の世界もそうだろうが、値段と比例して良い。少し乱暴な言い方ではあるけれど。

実際に1万円のものと10万円のものは全然違うし、10万円と30万円もかなり違う。しかし、ある一定のクオリティを超えると、一気に迷宮世界になる。

個人の趣味嗜好と、マニアじゃないとわからないレベルで「どれが良い、何が良い」がわからなくなってくる。100万円と500万円の違いは素人や少し踏み込んだ位では、簡単にわからないのだ。単純に数が極端に少ないレアなだけな場合もある。

その昔、オーディオに興味をもった時に、大阪の日本橋の専門店でスピーカーの聞き比べをした時に、まさにこの経験、150万円のスピーカーと400万円のスピーカーを試したが「安物のものとはまったく違う」という事以外はまったく違いはわからなかった。





今日こそは運命の1本と出会うだろう!!とクレジットカードを握りしめ、勇ましくイオンモール和歌山の島村楽器に行った。

時間と余裕があったので、試奏までしたのだが、今回も見送り。ちなみにギブソンJ45の現行モデルとボディがヴィンテージものと同じ時代の木を使ったモデルとの2本。甲乙つけがたかった。この2本の内なら現行モデルの方が好みだったが、雷が走るようにはピンとこなかった。やはり「これだ!」と思って買いたい。


試奏する時に、お店にあるスタジオの扉の前に人がたくさんいたので、パッと見たら、フォークシンガーの松本陽太君と、ロックンローラーの杉本君がいた。島村楽器の主催?のライブに出ていたらしい。すごく驚いた。向こうも驚いていたが。少しお喋りして、弦などの消耗品を購入して帰った。ライブ見たらよかった。


しかし、私の理想のギターはどこにあるのだろう。
  


Posted by スギーリトルバード at 19:50Comments(0)日記

2016年08月21日

愛の特撮




やっぱり「ながれ」ってあるなぁ、と思っていますスギーリトルバードです。

目に見えないもの、耳で聞こえないもの、舌でわからない味、匂い、触れられないもの、そういうものを感じていかないとダメですよ。






当ブログをご覧の皆様、お元気ですか。
虫に悩まされていませんか?
私の家はあらゆる虫が頻繁に出没して悩んでいます。バルサンは何回もたいた。






話題の「シン・ゴジラ」を見てきました。

見るつもりはなかったのですが、良くも悪くも話題だし、何よりジストシネマ御坊でやってる。土曜日なのにやる事ないし、久しぶりの映画館も悪くないなと思い、行ってきました。


面白かったですね。
あとは完全にエヴァンゲリオン(笑)
庵野はやりたい事が一貫してるな、と思いました。

まあ、私はエヴァンゲリオンを2年前に初めて見たニワカ中のニワカで、何も言える立場ではないですが。

「ラブ&ポップ」はちゃんと98年に見てるんです!私は昔から、こういう所があって、どうもいけない。その時その時のトピックスに飛びつかない。話題沸騰!それでもう嫌、みたいな心が腐りきった低脳なのに自意識とプライドだけはやけに高い、酒飲んでるアピールばかりするSNSによくいるクソガキの様なところがあって、この年齢だとさすがに恥ずかしいので修正していきたい。


労働後だし、軽く飲んでたし、冷房は効いてるし、なにより暗いし、面白かったけど最後の最後あたり寝てしまったので、もう1度行こうかな、と思っています。





余談。

英語圏のネイティヴになりきって、
「がっずぃるぁ」
と発音すると楽しいです。  


Posted by スギーリトルバード at 07:51Comments(0)日記

2016年08月19日

愛の話



昨日ほんの少しだけ栗田貫一がテレビに出ていて話してるのを見たのですが、本人が大物感をガンガンに出しているにも関わらず、発言、その他諸々から発せられる小物っぷりに苦笑いするしかなかった。ヤクザ映画やマフィアものに出てくる「小さな組の雑魚キャラ組長」みたいなキャラクターみたいでした。イキってるだけですぐ殺されて画面からいなくなるタイプ。

が、しかし、ああいうおじさんは、周りを見渡せばどこにでもいます。本人だけがその場の空気や自分の立ち位置をわかっていない、という。器の小さい人物の見本のような。まさに尊敬されないおじさんの鑑ですよ。周りが見えていないみっともない大人にはなりたくないです。ただでさえ毛髪が薄くなってきて、腹周りばかりに肉がつくようになり、見た目はもうみっともないおじさんになりつつある。


話は戻って、栗田貫一の芸もキレがなかったし、現役の芸人なら大物になろうがベテランだろうが、アンテナはっておけよな、って思う。もしくは技に深みを出していけよな。ルパンくらいで調子に乗るんじゃないよ。偉いのはモンキーパンチ先生と先代の山田康雄さんで、不快なのですぐにチャンネルを変えました。テレビに噛みくのは、それこそみっともないですけど。




大物といえばカエターノ・ヴェローゾ大阪公演決定!というニュースを見ました。祝!!

しかし!チケット代が高すぎるよー。レジェンド級の人で、もう2度と日本で見れないかも知れないけど、プロモーターももう少し考えられないかね。貧乏人にはきついし厳しいわぁ。最近、チケット代金が高額なコンサートが多くて諦めることが多い。「お金じゃない」という人もいるでしょうが、最低賃金労働者として可処分所得などを考えると、現実問題としてのしかかってきますよね。最低賃金労働者なのは完全に自分の責任なので他人のせいにしようとは思いませんが、私の様な音楽ファンも一定数いると思います。


日程的に御坊祭りの本祭りだけど、私は非国(御坊市)民なので関係ないので、予定は組めそうなのに悔しい。





ちなみに、御坊のお祭りのことを知らない方に説明すると、

お盆を過ぎるとまず善良な御坊市民は全員、今から10月5日まで御坊祭りの事しか話題にあがりませんし、祭りと関係のない会話をすると村八分か殺されます。

男子学生の頭髪は全員金髪か緑か赤に染め上がり、女子学生は全員大阪にその時代で1番お洒落な服を買いに行きます。女子高生は祭りの全てを動画に収めて一年中その動画を眺めます。それが60歳まで続きます。


神事として五穀豊穣を祈願する秋祭りして本来の意味を大切にする保守派と、年に一度のカルナヴァルじゃい!というパーティーピープル的発想の自由主義者達との間で繰り広げられる論争、時としてリアルファイトは、2000年来続く恒例行事であります。毎年数千人の負傷者を出します。なのに、御坊・日高地方では俳句・短歌の秋の季語にもなっています。10/3・4・5の祭り期間は町は機能しません。

未見の方は御坊祭りは面白いので、1度くらいは見た方がいいかも知れません。






余談。
このブログを書きながらMステを見ています。Coccoが出てきて、肝がひっくり返った。その前に歌ったAimerみたいな個性的を絵に描いたような女の子が歌っていたけど、Coccoの前では恐ろしく滑稽に見えてMステのスタッフは残酷だなぁ、と思いました。





そして、本当の余談。

たまむすび、でハコちゃんがオリンピックの話でヒートアップし過ぎて、ラジオでもわかる程スタジオの空気が悪くなってアワアワなった瞬間があって、とても面白かったです。極端な物の言い方をする人はやっぱり面白いな(笑)  


Posted by スギーリトルバード at 20:37Comments(0)日記

2016年08月18日

愛ってなんだろう。



県外の人に注意するのは気がひけるのですが、「和歌山」とだけ書かれても、和歌山県はとても広いので、和歌山市、有田、御坊、田辺、串本、新宮くらいまでは説明していただきたい。「アメリカ」とだけ言われてもわからないのと同じです。という説明をした後に「そんなの47都道府県全部そうだろうが!」と気づいた私もかなり脳味噌が少ないな、と思いましたスギーリトルバードです。


当ブログをご覧の皆様、ご機嫌麗しゅう存じます。暑さ寒さも彼岸まで、とありますので朝夕はほんの少しですが、涼しくなってきていますね。




さて、宣言通り坂本慎太郎さんの新譜「できれば愛を」について少し書きたいと思います。

坂本慎太郎さんの経歴は、音楽好きならばご存知だろうし、知らない方は検索していただくとして、今作でソロ3枚目となります。前2作とも素晴らしい作品で、私はダンスミュージックの形態をした変態ポップミュージックだと考えています。踊れるけど気持ちが悪い。私が知らないだけかも知れませんが、世界でも2つとない音楽を作り上げています。それ位のオリジナリティを確立している。


お馴染みにはお馴染みの面子でのメンバー、スタッフで制作されており、トリオバンドで練り上げたという楽曲は、生バンドにしては妙に機械的で、グルーブしてる様なグルーブしていない様な気持ちの悪い音楽だ。

この感じは1作目から一貫しているのだが、今作はもっともっと研ぎ澄まされた気持ち悪さ。クラウトロックをご存知の方は、あの辺りの音を想像されると近いものがあるかも知れない。(その右斜め上くらいにはあるが。)

それと、少ない音数で隙間がたくさんあるのも私は好みだ。音楽も情報も同じで、たくさんあるのが良いとは限らない。必要なものが必要なところにあれば、それでいい。


あとは、やはり歌詞。こんな言語感覚の持ち主は日本には1人しかいない。兄弟でやっている頃のキリンジも面白いが路線が違う。若手ならトリプルファイヤーも良いがこちらもまた路線が違う。


先日のサニーデイサービスといい、坂本慎太郎といい、日本にはこんなに素晴らしいミュージシャンがいるので今年のレコード大賞はこの2組のどちらかにあげて欲しい。

次は、アルゼンチンのコントラバス/チェロ奏者のフェルナンド・シルヴァのアルバムが素晴らしかったので気が向いたら書いてみようかと思います。


  


Posted by スギーリトルバード at 21:46Comments(0)日記