2017年12月29日

さよなら三角またきて法の死角



ウーマンラッシュアワーの漫才のことをつい最近見てみたんやけど、あれって蝿取り紙みたいなもんで、反応してる人のある種の傾向が露骨に浮き彫りになって、そっちの方が面白かった。自己満足と自己完結。

あれならNの集落の「音楽の隙間」という曲を聞いた方がいい。メッセージは押し付けがましいのより、ポップで軽やかな方がいいし、開けてるのが尚よしだけど、こうやって反応した時点で負けてるスギーリトルバードです。


「西瓜糖の日々の泡」にようこそ。

今年最後の投稿なのに最後までうっとおしい枕で申し訳ないですが、本日も最後までお楽しみ下さい。





今年もまもなく終わります。

夏までにたくさんライブができました。
シングルのリリースもできた。


娘が産まれた夏以降はしばらく音楽活動をお休みしようと思い各方面に声高らかに宣言し少し休みましたが、結局すぐに復活しました。

少しライブをしないだけで暇で暇で「僕は音楽以外にやりたい事って大してないんだな」と確認できました。なので、これからも自分のペースで音楽活動を頑張ろうと思います。

子供を言い訳にしちゃあいかんですよ。ついついやってまうけど、無敵のカードは使ったらずるいわ。


ちなみにライブは1/6(土) 日高川町のNEIROと1/14(日)の那智勝浦 カフェアマアイです。どちらもツアーミュージシャンの前座です。ぶっ飛ばしてやる‼︎




年内は、妻の郷でゆっくりして、サニーデイの新譜とDVDを楽しんで、あとはボルゾイレコードで買い物をするだけです。恒例行事。


それでは皆様、良いお年を。  


Posted by スギーリトルバード at 06:34Comments(0)日記

2017年12月27日

スギーリトルバードミュージックアワード2017



どうもどうも、年末の恒例行事スギーリトルバードミュージックアワード2017でございます。

今年はここ2・3年で1番CDを買ったり聞いたりした気がする。

雀の涙ほどの給料しか稼げないし、音楽活動から得られる金銭などほとんどない! 独身の頃と比べると1/3以下ですがね。独身の頃は全てとは言わないがかなり費やしていたもんだよ。(遠い目)


なので近年はyoutubeやspotify、Amazonプライムでたくさん見たり聞いたりして「そりゃあ便利でこんなんあったらCDなんか誰も買わへんくなるわな」と強く思うし、だからこそCDを買っていこうとも思います。


あと僕は世の中に疎いのでアレですけど、日本って物価上がってる? あとライブのチケット代めっちゃ高くない? やはり俺の収入の問題か?



話がそれた。

とにかく最近はまた面白い音楽がたくさんあってチェックするのも一苦労するくらい。

色んなジャンルが面白くなりはじめたり、自分もロック・パンク以外を聴きはじめた2000年代アタマの雰囲気を思い出したりしました。


前置きが長くなりましたが、スギーリトルバード的年間ベスト10の発表です。




1位 コーネリアス「mellow waves」

2位 GUIRO 「無題」

3位 ゆうき 「あたえられたもの」

4位 公衆道徳 「無題」

5位 デューク・エリントン「money jungle」

6位 ハンバートハンバート「家族行進曲」

7位 ファナ・モリーナ「Halo」

8位 カン「singles」

9位 バーデン・パウエル 「アフロ幻想組曲」

10位 DELTA HILL 「DISCO TECHNICS」


そしてチャンピオン‼︎
細野晴臣「vu ja de」





細野さんの新譜は1位以上の1位だったのでチャンピオンにしました。(去年のタマフル映画ランキングから引用) こんな傑作あと10年は生まれない!!


コーネリアスの新譜は発売前から胸が踊ったし、以前に記事に書いたけど内容も本当に最高。ライブも見たかったけどなー。


GUIROは活動してる時に知りたかった。まずは日本にこんな人達がいたなんて!! 某トリビュートアルバムを持ってたので存在は知ってたはずやけどオリジナルがこんなに良かったとはー!! アルバム全曲が良くて、こんな音楽がやりたい!と思った。露骨に影響受けていこうと思います(笑)


公衆道徳、は言葉にできない不思議な音楽。レイハラカミを知った時ぐらいの衝撃があったな。発売してくれたレーベルに感謝。今年は音楽も映画も韓国産に特別驚かされた。ヒョゴとか良かったよね。韓国はロックとフォークがサブカルというところも面白い。キューバみたいだ。


ゆうき、はライブも音源も良くて今後の作品もかなり期待したい。(音楽の)見かけが普通で中身が狂ってる、という理想の美しい形。



基礎を飛ばすクセがあるので、数年前からデューク・エリントンを(しょうもないベスト盤以外)見かけては買い集めてるのですが、このピアノトリオアルバムが最高。御大のピアニストとしてのアレが爆発。そしてミンガスがブリブリ。


ハンバートハンバートは、久下恵生さんのドラムの異様さが最高。その他の部分も過去最高傑作だと思っていた前作を超える内容でそこも凄いし嬉しい。


ファナ・モリーナは変わらないことの凄さ。その良さ。ほんまは変わってるんやけど、見かけは昔のまま。詳しくは過去記事で。


カンのシングル集。衝動買いした中では最高のブツ。長尺曲もエディットされてるので曲数は多いけど全体として聴きやすかったので好印象。未発表曲もあるし、ジャケットやアートワーク、ライナーノーツもグッドで、モノとして買って嬉しい一品。その点は上のファナモリーナもそう。買い物をする喜び。



バーデン・パウエルは今まで何となく避けてきたんやけど、最近はジャンルや楽器に関係なく、技術が高い人が好きになってきていて、それでこの人の凄さにやっと気づいた。この人も見かけては買い集めてて、いくつか買った中ではこのアルバムが特に良かった。



DELTA HILLは和歌山でいま1番いいグループ。ありきたりのロックやフォークやヒップホップばっかりで退屈してる人はぜひ彼らを聞いてみては? 来年はもう少し活動を増やして欲しい。


次点はキヲク座「色あはせ」

娘のために買った童謡集。
子供に聞かせるものじゃなくて最高。





あとはサニーデイ・サービスの配信アルバムはspotifyだと課金しないと曲順通りいかなくてまともに全曲聴けていないし、フィジカルリリースされたCDが昨日届きましたが、今回の記事には間に合わずランク外。




ざっと今年をまとめるなら「ロックからの解脱」ですね。(CANはロックだけど、正統派ではないからオーケーでしょう)

50〜60年代のアメリカのジャズと中南米ものばかり聴いていた気がする。あとはJTNCまわり。アートリンゼイやロウレンソ・ヘベッチス、チガーナ・サンタナとかも面白かった。でもランクインはせず。

大友良英のラジオを定期的に聞く習慣がついたのでノイジーな音楽も毎週たくさん浴びて、その辺の熱も上がってきてる。番組で流れた羅針盤やNOVO TONOの秘蔵のライブ音源やライブ会場限定のCD Rの音源はぶっ飛んだな。


来年はロックを含めもう少し幅広く色々なものを聞こうと思います。





最後にyoutube 視聴回数最多部門は

bonobos 「crusin' crusin'@森、道、市場2017」

ナタリア・ラフォルカデ「NPR MUSIC Tiny Desk Concert」

ムーンチャイルド「 Voyager」

芦川聡「still way」


銭こさ貯めて盤も買うつもりだよ!!  


Posted by スギーリトルバード at 05:49Comments(0)日記

2017年12月21日

スギデミー大賞2017 日本映画部門ランキング




明治時代に生まれmixi時代を経て現在まで続く自己満足の祭典、スギデミー大賞へようこそ。

先日の外国映画部門ランキングに引き続き、今回は日本映画部門です。


それではさっそく発表。


第1位 「この世界の片隅に」

第2位 「恋人たち」

第3位 「葛城事件」

第4位 「ぼくのおじさん」

第5位 「湯を沸かすほどの熱い愛」

第6位 「永い言い訳」

第7位 「海よりもまだ深く」

第8位 「ふがいない僕は空を見た」

第9位 「横道世之介」

第10位 「ヤクザと憲法」


次点は

溺れるナイフ
吉原炎上
オーバーフェンス
夜は短し歩けよ乙女
二重生活





日本映画は128本中50本。

数が少ないのでベスト5にしようかと考えたけど、それだと漏れ過ぎな気がしたので結局ベスト10に。


「恋人たち」がぶっちぎりで好みだけど、「この世界の片隅に」の映画としての圧倒的に高い壁は超えられませんでしたね。完璧すぎ。

去年の作品だけど2017年年明けに映画館(リクエスト上映)で見れてその時点で1位決定。レンタルでも見たけど、回数重ねるほど発見があって、今後は毎夏見ることに決めた。去年の公開時にどっか都会まで行ってまで見とけって話だった。




2位以下はかなり悩んだ。

暗い話が好みなので、ランキングのほとんどがそういうテイストになったけど、「ぼくのおじさん」と「横道世之介」はのんびりとしたムードで良かったです。日本映画でこういう雰囲気の作風で良質なのは、なかなか見れないので。(「横道世之介」の最後はアレですけど)




次回は音楽ランキングを書こうと思います。  


Posted by スギーリトルバード at 19:26Comments(0)日記

2017年12月20日

スギデミー大賞2017 外国映画部門ランキング




明治時代に生まれmixi時代を経て現在まで続く自己満足の祭典、スギデミー大賞へようこそ。


今年は128本の映画を鑑賞。(12/20現在)

毎年100本いくかいかないかなので、自分で思っていたよりは少し多め。

数の話をすると、映画好きの基地外にからまれるのでこの辺で終わり。300本クラスや映画館で200本見る人とかいるからねぇ。すいませんでしたー(和牛)





それでは外国映画部門の発表。



第1位 「ハクソー・リッジ」

第2位「お嬢さん」

第3位「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

第4位「レヴェナント 蘇えりし者」

第5位 「アシュラ」

第6位「哭声 / コクソン」

第7位 「ドント・ブリーズ」

第8位 「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」

第9位 「ザ・コンサルタント」

第10位 「沈黙 / サイレンス」







順不同にしたい気持ちが大きい10本だけれど、1〜3位は映画館、その他7本は全てレンタルDVDで鑑賞。なので1〜3位は他より1.5倍増しの評価でランクイン。


一応、次点も。

メッセージ
ムーンライト
ナイトクローラー
ドライブ
サウルの息子
最強のふたり


ここにも漏れたけど、過去の名作、近年の傑作、韓国映画をたくさん見たので、本当は上位30本くらいは全部ベスト10させたいほどの当たり年でした。



次回は邦画編。
  


Posted by スギーリトルバード at 20:59Comments(0)

2017年12月14日

アルコホリック アノニマス トリオ



ウェブログ(=ウェブ上の記録)「西瓜糖の日々の泡」へようこそ。

スギーリトルバードです。





僕の仕事場には、薄毛で歯抜けのO谷(スイス人に見える)と、当ブログではお馴染みの御坊市最強のサイコパス田中(仮名)さんの本来ならシャバにいてはいけないレベルの最強コンビがいる。

そいつらによる1歩進んで15歩下がるような段取りのせいで、誰がどう考えてもやらなくてもいい早出と残業に苦しめられて今月は毎日がとても辛い。




必要な作業なら文句は言わない。
これだけ不足しているので補うために○○時間or○○日の残業が必要なのだ、という説明がせめてあれば不満もない。
賃金分はまじめに働こうとも思う。

しかし、わけのわからない基地外どもの理屈と「まあ、とにかくお前は早出と残業やれや」という雑な段取りのために6時から出社せねばならんのは腹が立って腹が立って仕方がない。




しかし、2人とも基地外といえど上司ではあるし、僕は低脳だ。

だから他に雇ってくれそうなところもないし、特に資格や技術があるわけでもないし、勤勉かと問われればイエスとは言えない。

社会人としての価値がほとんどない僕には、このままネズミくらいの脳みそしか持たない人間にこき使われようが給金を貰えるだけありがたいと思うしかない。金を稼がないと妻と娘が飢え死にしてしまう。離縁もされる。




よくよく考えれば、皆が学生の時に勉学に励んだり、就職活動などを一所懸命にしている傍で僕はやれバンドだ、レコードだ、漫画だと子供みたいに遊び呆けていた。

皆が結婚だ、子育てだ、と頑張っている頃にも、仕事を転々としたり、バンドだ、レコードだ、サーフィンだー!とさんざん遊び呆けてきたので、四十路手前にして全てのツケが回ってきているのだろう。

仕方がない。仕方がないことやが今回の件はやりきれん。少し計算のできる小学生でもわかる計算ができないのだ、奴らは。やりきれん。ガブガブ酒を呑んでしまう。悪い酒だ。


悪い酒でも飲まなけりゃやってられんが、5時半あたりにテレビをつけるともう情報番組が放送されていて、「夏目さんや宇垣さんはこんなに別嬪さんやし頭も賢いのに、僕よりももっともっと早起きして働いていて偉いなぁ」と思うし、シリアや中東の情勢やアフリカの元少年兵の現状、ファベーラに生まれた子らの事を考えると、僕の愚痴なんか恥ずかしいものだ。





先日、元?バンドメンバーで先輩で友人のP氏から連絡があった。和歌山県で仕事があり、そのついでに電話をくれたそうだ。

こんな風に普通の連絡をくれる人はもうP氏だけになってしまった。

僕のiPhoneが鳴るのは音楽活動に関わる諸々の連絡か妻からの連絡だけになって久しい。

極々たまに中高の同級生から連絡があっても、それは不幸事があった時で、ついこの間も手を合わせてきたばかりだ。





妻と娘以外と食事をしたのも久しぶりだった。


ライブの打ち上げでテーブルを囲むことはあるけれど、あれは友人との食事とは違う。僕の場合は音楽や映画の話はいつまでも話せるけど、どうでもいい事がなかなか話せない。


P氏とは音楽の話も映画の話も一切なし。
仕事の話も家庭の話もなし。
くだらないことだけ話した。

そうして、呑んで話して盛り上がったわりに日付が変わる前に賢く解散した。


とにかく良い酒を飲んだ夜だった。
  


Posted by スギーリトルバード at 20:48Comments(0)日記

2017年12月06日

このテンポなら好きなロックステディ / 踊りながら歌えるから



TBSドラマ「監獄のお姫さま」を毎週楽しく見ている。第7話の満島ひかりのセリフで「五社英雄が最後に愛した女」というのがあり、腹が千切れるほど笑ったスギーリトルバードです。

国境の南のブログ「西瓜糖の日々の泡」をご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?

炬燵にもぐり込んでアイスクリームでもほおばりながら本日も最後までお楽しみ下さい。冬の醍醐味。




先月「吉原炎上」を見たのでタイムリーといえばタイムリー。吉原炎上は大傑作。ある時代までの邦画はほんまに舐めたらあかん。

ちなみに、醍醐というのバターの様な牛乳を加工した甘みのある食べ物で、当時最も美味しいものだったそうです。




もう12月。そろそろ「今年のランキング」の時期だ。去年は"買ったCD・レコードのベスト10"と"見た映画のベスト10"だったので、それを今年もやろうと思う。

実は少し前から準備している。今年の方が、たくさんCDを買ったし、映画も見ているので、選び甲斐がある。近所を叫びながら走り回るほど一人で興奮している。

まとまった時点でブログにあげようと思っているので、楽しみにしてくれる人は楽しみに。そうでない人はそれなりに。

「お前のランキングなんか知らんがな」という人は怒り狂ってSNSに書き込んでスッキリして下さい。


本日のBGM
robert glasper / black radio  


Posted by スギーリトルバード at 19:41Comments(0)日記

2017年12月03日

ビギンアゲイン / またはじまる・はじめる



今まではできるだけ睡眠時間を削り、作り出した時間で、本を読んだり、映画を見たり、ギターを弾いたりと、その時間をいかに有意義に過ごすかに懸命になっていた。つまり1日の充実感が無理にでも欲しかった。最近は睡眠時間こそが大事になってきたので、ほとんどジジイタイムで布団に入るスギーリトルバードです。完全に8時間は寝る。お酒に弱くなったのも多分にある気もする。無理に起きてまでやりたい事もなくなってきた。

そして、この間は久しぶりに朝6時位まで酒を飲んだら、翌日が本当に使い物にならなくて愕然としました。午前中は眠り続け、夕方から猛烈な吐き気と胃のむかつきに襲われ四十路手前を実感。


魂のブログ「西瓜糖の日々の泡」をご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?

本日もリラックスして最後までお楽しみ下さい。




ブログをはじめた当初から「ウインズ平阪よりも上位をとること」を目標にしているのに、ずっとランキング200位あたりをウロウロしている。最高位は102位。いばらの道だとわかり、ここにきて焦っている。

上位の人達はおそらくFacebookとかそういうのと連動してるんやと思う。僕もちょっと試してみたけど、あれはやっぱりせこい気持ちになるからやめた。確かにランキングは簡単に上がる。でも、その人気はブログの内容とちゃう気がする。フレンドの多さがPVにつながる側面があるのは否めない。それは僕のやりたいことと違うかな。面白いこと書かなあかん。でも、上位ブロガーはやっぱ凄い。心得があるんやと思う。面白いと思う人は誰もおらんけど、みんな絶対にランクを落とせへんもんね。マジで凄い。





そういえば、こないだテレビだったか雑誌だったか忘れたけど、心理テストをやってたから、妻と試してみたら「承認欲求が強い傾向がある」ていう結果やった。バリくそ当たるやん!と思って驚いた。

僕が音楽やってる理由のうちの多分大きな1つなんやけど、最近というか2.3年前から、以前よりも認められたい気持ちが大きくなった。「僕、ええライブしてるから、もっと見に来て欲しい。マジで。」とライブが決まる度に思ってる。

僕のライブには対バンが必ずいる。どれも勝負か対戦やと思ってるし、音楽は勝ち負けやないけど、絶対に誰にも負けたくない。

勘違いされそうやから、わざわざ書くけど、そこだけにこだわってるわけやなくて、前の出番の人が良いライブしてたら「わー、いい演奏してんなー。負けてられんなー」て思うっていう話。ほんで、自分も後に続きたい。後も続けてほしい。

こないだのHUGみたいに出演者全員のパフォーマンスがお互いに影響して全員良い演奏だった。そういうイベントに行きたいし、出たい。昔はそういうのはダサいと思ってたけど、最近はそういう熱い気持ちでやってる。やりたい。

いつまでやれるかわからんしね。
そろそろ、そんな事も考えなあかんくなってきてる。ほんまの話。

だから最近は、勘を取り戻すのに時間がかかるのが嫌やから、ライブがなくても毎日のルーティンの練習をきっちりやったり、定期的に入るスタジオをサボらないようにしてる。

ほんで昨日は久しぶりにアコギを能無しの様にバカスカ弾いておっきな声で歌った。先週のライブはクラシックギターで丁寧なアレンジの曲が多かったから本当に練習!!って感じの練習を真面目にコツコツとやってて、それはそれで楽しかったんやけど、昨日みたいに、なんも考えんと弾くのも楽しいな、と思ったな。




GYAOで「はじまりのうた」が公開されてたから、久しぶりに見直したんやけど、やっぱり最高の映画だった。音楽が好きだったり、遊びでも部活でもバンドやったことある人にはピンとくるやろし、泣ける。

主役の2人がくっつかないラストもいい。恋愛映画の要素も多分にあるし、こいつらくっつくんやろなぁって匂いがプンプンするけど、最終的には主役達が、音楽によって癒されて、再生していく物語になってる。そこが本当に最高。

あとは娘が弾く下手なギターソロのところとか泣くよね。

キーラ・ナイトレイのうますぎないボーカルが本当にいい。それが証拠にキーラ・ナイトレイの恋人役のマルーン5のアダム・レヴィーンのライブ場面は、歌もうまくて「THEいい曲!」に聞こえるけど、同時に「何か違う」感が凄いもんね。途中で聞かされる最悪のアレンジも音楽を使ったいいギャグ。笑ったもんな。


とにかく、音楽好きは一度見るべき映画の1つ。映画はあんまり見ないってタイプのミュージシャンに見て欲しい。

映画のいいところと、音楽のいいところの加減がいい塩梅なのよ。騙されたと思って是非。



本日のBGM
ELIS & TOM / ANTONIO CARLOS JOBIM & ELIS REGINA  


Posted by スギーリトルバード at 17:06Comments(0)日記