2018年07月30日

僕ら今はしゃぎ過ぎてる夏の子供さ




7.28(土)

妻の希望で絵本作家あべ弘士の原画展を見に有田へ向かったが、妻の勘違いで会場を間違えALECという図書館諸々が入った複合施設へ行ってしまった。そこには積み木で遊べるキッズスペースのようなものがあったので、間違えたついでではあるがラッキーちゃちゃちゃ。しめた!と、娘を遊ばせた。田辺にもあるし、御坊にもこういう施設が欲しいなぁ、と思ったりも。

気の済むまで遊ばせ、ALECを後に。それから本来の会場であるJR藤並駅に向かう。駅構内にあるミュージアムでの展示で、規模はかなり小さいものだったけれど、充分に見応えのある展示だった。初めてまともに触れ合ったけど、あべ弘士の描く虎はマヌケで格好良くて好きだな。


夕方からは娘の保育園の夏祭りだったが、台風接近のため中止。翌日に延期。





7.29(日)

台風は明け方過ぎた。が、午前中の御坊は雨が時折降ったりして不安定な天気だった。なので、午前中は家でグダグダとしていた。

「アメリカン・スリープオーバー」という映画をNetflixで見る。あの傑作「イット・フォローズ」を撮った監督の長編デビュー作。デトロイトの10代の若者達の夏休みのある一晩を描いた群像劇。青春映画。デトロイトモーターブギー。歴史に残るような名作ではないが、インディー作品らしい非常に良い映画だったと思う。昔なのか今なのか、時代がよくわからない画像の質感が好印象。あと音楽。


夕方は、延期となった保育園の夏祭りに、義妹からもらった浴衣を娘に着せて向かう。楽しそうにはしゃいでいた。みんな楽しそうだった。僕はビールを飲みながら、役員さんが作ったウインナーやカレーをつつき、ばったり会った同級生や知り合いに愛想したり、同じクラスの人たちや先生方に愛想しながら、それを眺めていた。クライマックスの盆踊りと花火は子供だましながらも見応えあり。大石始の音頭特集を聞いたばかりだし期待していた。可愛い音頭が流れたし、無邪気に踊る子供達も可愛かった。let's 音頭 again!!

しかし、保育士さん達の頑張りはもっと評価されるべきだな。あれで給料が激安とか信じられない。死刑制度に反対しながらアベに向かって死ね!と言ったりする奴らも、アベをわけのわからない理屈で盲信的に擁護したり何でもかんでも半島や大陸の人間のせいにするクソみたいな思想の奴らも、保育士さん達の給料が上がるような活動に精を出すべき。市政や地方の自治体を牛耳ってる奴らから攻めようぜ。それが本当の革命で、私たちの闘いはここにある。だいたい安倍政権が倒れたところで、この世が劇的に変わるのだろうか。私も大概アベさんじゃあダメだとは思うけど、次の政権になれば死刑は廃止され税金は下がり保育士の給料は上がり社会保障が北欧並みになって原発が止まりLGBTの地位が向上するとは全然思えない。戦争戦争っていうけれど、一体なんのためにどこの国と戦争するのだろう。





7.30(月)

アトロク木曜日放送回をタイムフリー機能で聞く。生LIVEのコーナーのゲストはサンディー&ザ・サンセッツのサンディーさんとデニス・ボーヴェル! デニス・ボーヴェルだぜ!むちゃくちゃビックリした。&ライブは最高。歴史的! そして、その後のラテン特集は、まあムニャムニャ言いたくなる感じだったねぇ。入門編としても、どうかと思うほどだし、ブラジルの話も全然。リミックスもダサかった。



夕方、夕涼み的に出かけた公園で、フクロウかミミズクのような生き物を散歩させている女性を見た。なんだかんだで、この人が今日のハイライト。  


Posted by スギーリトルバード at 20:02Comments(0)日記

2018年07月28日

過ぎていくだけの夏






土曜日。家族で今年2度目の海水浴。娘は2度目で慣れたのか、もう泣かない。元気に砂を食べていた。帰りに、みちしおの湯。ロケーションが日高地方で最も美しい温泉でお気に入りの1つ。かつ、おすすめの1つでもある。刺青、タトゥーの人もよく入っているので(たぶんOKなのでしょう。そういえば入浴禁止の表記も見ない。)、心の広い開かれた浴場。


日曜日。ペタンクというスポーツを初めて体験する。朝から実家のある町内の大会に人員不足を補うために父親に誘われた。初めて、が大好きな私は、かったるという気持ちは微塵もなく意気揚々とでかけた。体力はほとんどいらないために、じじいとばばあとその予備軍しかいなかったが、とても面白い競技だった。知的で戦略だけがものをいう、という印象で真剣に取り組めばきっと楽しいと思う。ちなみに2回戦負け。

午後は御坊市の人権講演会という名の映画上映会に出かける。参加者は整理券をもらえれば誰でも無料。プログラムは「この世界の片隅に」だった。少なくとも3回は見ていて大好きな作品だけど、大きなスクリーンで大音量で見るとやはり良い。そして今回も新しい発見があった。凄い映画だ。日曜にやっているドラマの人たちは、この原作や劇場版のどこを見てあのドラマを作っているのだろうか。私の劇場版至上主義をさっ引いてもひどいと思う。





新しい音源の制作をはじめている。今回はいろいろな人と作業していて、その参加メンバーの録音日だった。これでほとんどのパートが終了。ミックス前だけれどもすでに好感触。早く完成させたい気持ちでいっぱいの月曜日。



宇垣というアナウンサーのせいでTBSラジオのアトロクを聞きたくないが、しまおまほさんが素敵過ぎるので絶対に聞き逃したくない、というアンビバレントな気持ちで過ごしている火曜日。(ラジオクラウドでしまおさんのコーナーだけ聞けばいいが、それはなんか違う。) 宇垣という人はアサルト型や毒舌や個性だとかじゃなくて、ただ単に態度が悪いのだと私は思う。ギャグやネタならまだしも、ラジオの前であんな口調で悪態ついたり不満を垂れ流すのは、わしゃ好かん。居酒屋で同僚や友達とやれ。そんなのラジオに期待しとらん。そして、この人のいろいろの不満はアナウンサーを辞めれば全て解決すると思った。





Skaing-Westのスタジオ練習日だったが体調不良で欠席。メンバーの皆さんすいませんでした。今年の異常な暑さのせいか、アラフォーのせいなのか、日頃の行いのせいか、とにかく何が原因かはわからないが4月頃から体調を崩しやすい。職場に住み着いているクソ汚い猫どもがノミやら何やらをまき散らしているのが気に入らんので、たまに意地悪をしているので、もしかしたらその猫達からの仕返しの呪いかも知れんと背筋を凍らせた水曜日。ちなみにライブは8.26と9.2。また告知します。



木曜日。編集・ミックス作業も徐々に開始。自宅での作業では大音量が出せないため、モニターヘッドホンが大事。今使っているROLAND製のものでは問題があることが発覚。友人であり(おそらく)和歌山県最強にして最高のエンジニア244君にLINEでさんざぱら相談したが、結局は定番のSONYのMDRーCD900STにした。そして、そのヘッドホンで1人シコシコと録音作業にはげんだ。コーラスの録音がはかどらず、自分の歌唱力が憎い。しかしモニター環境には圧倒的な差が出た。定番ってやっぱり理由がありますね!



金曜日。田辺市の喫茶ゴリラで笹久保伸と濱口祐自のライブを見た。ペルー仕込みのフォルクローレギターの名手from秩父と那智勝浦の怪人ブルースマン。北米と南米のギター音楽を一気に楽しめた。1年ぶりぐらいの濱口さんは、さらに進化していて驚いた。あとアフロになってて笑った。初の笹久保さんはペルー、アンデスの伝承曲やアルゼンチンの曲からオリジナルまで。最高。久しぶりにええもん見た。ありがたい事に打ち上げに誘われ、色々と聞いてみたい事もあったのが、断腸の思いで断り、帰宅。

あんな両極端に凄いギターを浴びたので、興奮したが、「特に誰にも褒められんし、ライブ毎に集客に苦しめられるし、歌もギターも下手くそやし、わし音楽辞めたろかしら!」と最終的にネガティブな気持ちになり、帰りの車で叫んだ夜。  


Posted by スギーリトルバード at 14:06Comments(0)日記

2018年07月17日

本物のパンクス




職場の田中さん(仮名)に出社直後アイサツもなく突然に何の前フリもなく、


「なあなあ、友達が2回目の嫁さんとの間に1回目の子供が生まれたらしいんやけど、お祝いってあげるん? 普通は1回目の結婚だけやでな? まあ、そいつとは何回も遊ぶから、そうなるとまた別格なんかな?」


と問い詰められたスギーリトルバードです。



ブログ「西瓜糖の日々の泡」へようこそ。

リラックスして最後までお楽しみ下さい。



サニーデイ・サービスのドラマーの丸山晴茂さんが亡くなってしまった。

僕は普段から有名人やミュージシャンの訃報を聞いてもそれほどショックを受けないタチなのだが、さすがに今回ばかりはとても動揺した。友人や知り合いのそれを聞いた時くらいショックだった。


技術的にはハッキリと下手だと思うけど、素晴らしいドラマーだと思うし、彼のドラムがサニーデイ・サービスがサニーデイ・サービスたらしめているとも思う。バンドがドライブしてる。グルーヴしてる。


何度も言うし、誰でも知っていることだが、音楽は技術の上手・下手ではない。

技術的にレベルが高いものが素晴らしいのは勿論わかる。

だからといって、下手なものが素晴らしくないのかと言われればそうではない。

チャーリー・ワッツやリンゴ・スターを思い浮かべてみればいい。

下手なバンドやシンガーが胸をうつ音楽を演奏することがたくさんある。少なくとも僕はそれを知っている。

そして、それは、サニーデイ・サービスのライブを観たことがあるなら必ずわかることだ。特に3人だけのトリオ編成を観たことがあるなら、なおさら。



サニーデイ・サービスのアルバムを僕は本当に何度もたくさん聞きました。もう2度と3人が揃うことがないのだ、と思うと寂しいです。

ご冥福をお祈りします。  


Posted by スギーリトルバード at 23:21Comments(0)日記

2018年07月12日

すもーるさーくるおぶふれんず




SNSへの文句以外で真っ先に思いついたのがバチェラージャパンだったスギーリトルバードです。

見た事がないなら何よりもまず先に見るべきだ。


ブログ「西瓜糖の日々の泡」へようこそ。

リラックスして最後までお楽しみ下さい。






恒例のプレイリスト。
7月号をお届け。
少し遅くなりました。

楽しみにしている方がもしもいたならごめんなさい。

https://music.amazon.co.jp/user-playlists/85f00f302352490794632968d9a6059cjajp?ref=dm_sh_909b-6305-dmcp-060c-e4295&musicTerritory=JP&marketplaceId=A1VC38T7YXB528




今月のテーマは宿題が出ました。

七夕にちなんで

「カップルズ」

との事だったので、デュエットソング特集となっております。

個人的には大御所や有名どころばかりの名前が並んだ無難なラインナップで、少しどうかなぁ、と感じなのですが、名曲・名唱ばかりなので楽しいのは楽しいです。


少しずつ、この音遊びの輪が広がっているようで、お題も遊び相手のサカイ君経由でコトリスさんというブロガーの方からいただきました。(ブログもプレイリストも凄くて毎度、震えます。)


先月はサカイ君ところに僕を含め5件ほどのプレイリストが届いたようで、前回記事とは正反対にインターネットの良いところを見たな、という気持ちです。

  


Posted by スギーリトルバード at 12:37Comments(0)日記

2018年07月10日

紀州中部のドン・ファン



電車の中で立ってるおばはんの話を盗み聞きし、そのおばはんが安倍首相の事を「素敵だわぁ」と言っていたことが気に食わなくて、SNSにコソコソねちねちと書き込み、

「いつからこの国は、あんなクズみたいな人間を素敵だとのたまうあんな人間ばかりになったんだ。」

と絶望しているてめえの様子をSNSに書き込むスギーリトルバードです。


これが私の信じる討幕であり革命である。


ブログ「西瓜糖の日々の泡」へようこそ。

リラックスして最後までお楽しみ下さい。


そんなことよりも、私はできる範囲のことをできるだけやる。少額であろうが募金したりだとか。

あとは、音楽を聞いて笑い話でもしたりすればいいと思います。下手な同情や憐れみよりも。

早くいつもの日常が戻ることを祈って。





さて、モーニンググローリーでのライブが終了しました。お越しの皆様ありがとうございました。遠方から来られた方もいて、心より感謝します。多謝。



たまには楽器に電気を通さないとあかん!!

と、久しぶりにエレクトリックセットで演奏したのだけれど、会場の雰囲気がグイグイと変わっていくのが、演奏していて面白かった。サーっと波が引いていってシーンとして、盛り下がるのが好物のオレとしては大満足。そんなことを言いながら、客席は立ち見まで出る超満員で、そんな中でマジマジと聞いてもらえて嬉しかったのも事実。


ただ、前後にパンクバンド。直前のバンドはアンコールまで出る大盛り上がり。さらにオレの後ろは主催のバンドだし、昼夜をかけたイベントの大トリ。ごっつい盛り上がるしかないやん。そんな中でトリ前なのにボソボソと暗い歌ばかり歌って、ワイワイと盛り上がって楽しみたかった人には申し訳なかった、と思ったりもする。


ほとんどの人がはじめましての中で、印象は残せたかな、と思うが、録音を聞く限りでは、まあまだまだ修行が足りまへん。


あとは、またギターのパーツがぶち壊れた。

前回のモーニンググローリーでのライブでもボディを破壊した。モーグロでライブをするとギターが壊れるという記録を更新中。

次に誘われたら一体どこがやられるのか、もはや楽しみですらある。




次回ライブの告知を、と思いましたが、ソロは9月8日の那智勝浦までありません。この日はソロというよりデュオ。モンペ君と歌ったり踊ったりどつき漫才をしたりします。お楽しみに。


スカイングウエストのライブも9月2日までありません。(なくなりました)


というわけで、夏は暇なので家族サービスに勤しもうと思います。


悪態ばかりついてきた因果か、ついにオレの居場所も需要もなくなってきたな。

でも、予定が入り次第、ブログで真っ先に告知させてもらいます。

公式ツイッターでも告知をするかも。





それで1つ思ったのやが、そろそろホンマにSNSを見るのやめようと思ってます。完全にゼロに。

公式ツイッターのアカウント管理は、妻に任せておるのですが、たまに色々の確認のためにPCやスマホをのぞかせてもらうのがイケナイ。私個人の携帯からはアプリも消してアクセスできなくしていて、もう本格的にやめたいのに、軽く見るとどうしてもけっこう見ちゃう。いわゆるスリップですよ。

あとは、行きたいカフェの情報がSNS上にしかなかったりする場合が多く、そのためにのぞいていると、前口上に書いたようなエリートインテリ革命戦士や、アホみたいな理屈で首相を庇う愛国特攻隊に、交通事故みたいにいきなり会ってしまって、いらぬイライラがたまって人生を無駄にしている気がしてならない。


オレはカフェの定休日や営業時間を知りたいだけなのに。

誰もが、どんな立場や思想でもかまわないが、言わなくていい事をわざわざ相手にふっかけたりするのはどうしてなんやろうか。

それで現政権が倒れるとは思えないし、倒れた場合でも、同じ市民をクソミソ言う思想の人間どもが支持する政党が次の政権を担うと想像すると恐ろしいですよ。

「自民党支持者は何を考えてるんだ!」

とか彼らは平気の平左で言わはるんですよ。

うちの善良なじいちゃんや父親を、何も考えてるんだいないみたいな言い方でバカにしてくるんですよ。身内まで悪く言われるのは辛いですよ。

仮に、もし考え抜いて考え抜いての自民党支持だったとしたらどうするんだ。

うんざりですよ。


逆の立場の思想も同じで、クソみたいな愛国心でオレの妻や友人を傷つけたりしてみろ。暴力にモノをいわせて解決するからな。

バカには暴力しかない。


しかし、そもそも他人のせいにするのはよくないな。オレが肥溜めをのぞいていて、臭いだの何だのとわめいているだけだ。ゼロにすれば、ストレスもゼロ。


なので、次回からはなるべく前口上から楽しい記事を書きたいと思います。

映画と音楽の話をたくさんします。  


Posted by スギーリトルバード at 20:40Comments(0)日記