2018年02月17日
夜を使いはたして
プロのゲスト以外はだいたい外にいて、プロじゃないってだけでDJにもライブにも興味がなくて、それで音楽好き好きイケてるドヤ顔パーティー、SNSにあげまくりインスタでイケてる毎日を演出中!のスギーリトルバードです。
P様P様うるせーよ‼︎
流浪のブログ「西瓜糖の日々の泡」へ、ようこそ。
本日も最後までリラックスしてお楽しみ下さい。
ブログのネタがない。
ライブ会場でたまに声をかけてもらうので、楽しみにしてくれている人が多少いるのを自覚しているので、できれば毎日もしくは頻繁に更新をしたい。
しかし、ランニングや筋肉トレーニング、楽器の練習。と、なにせやる事が多いのでなかなか毎日は書けない。
どんなものでもいいのなら毎日書けるだろうが、読んでもらうからには面白くてボリュームのあるものを書きたい。
頭の悪いガキ、盲信的なネトウヨ、妄信的なリベラルのTwitterや、動物園の猿が文字板を並べたようなハッシュタグだらけの吐き気のするインスタグラムなんかと同じだと思われたくない。
ライブがあれば告知でお茶を濁せるのだが3月11日までは無い。(和歌山市HUGです。どうぞよろしく!そういや3.11やね。)
都会に暮らしていれば、帰りにちょっと立ち飲み屋にでも寄って一杯ひっかけながら、おっさん達の面白エピソードでも拾って帰れるのだが、この御坊の田舎にはそんな店はないし、そんな小遣いもない。というか、御坊の居酒屋はどこも「ここは高級な割烹なのかしらん。」と思うほど値段が高い。心の底から鳥貴族ができて欲しい。
ラジオでの菊地成孔の様に、深夜のファミレスやタクシーなどでブログネタを拾えたらどんなに楽かと思うが、御坊市民でワーキングプアの僕は原付で、家to工場、工場to家、の往復をするだけである。
家に帰っても上記のルーティンをこなし、録画したテレビドラマを見ながら晩酌。からの気絶。
こんな生活が月から土まで続く。
土日は家族サービスも兼ねて出かけたりするので、ネタになるような事もあるが、ドラマチックなものは沢山は無い。
しかし、「平日サラリーマン。たまの週末にミュージシャンもどき」の田舎の人間の暮らしなんぞ、だいたいこんなもんであろう。パチンコに狂ったりしていないだけ、少しはマシだ。
ドラマがない、で
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」
という映画を思い出した。
NYのエレベーターがないアパートの最上階5階に暮らす老夫婦が、40年住んだ部屋を売りに出そうとするが、はてさて、どうなるか。
というストーリー。
雑な説明だが、本当にこの通りの映画で特別な事は何も起こらない。だけれども、とても面白くてあっという間に見終わった。
映画としてはとても地味で、事件もサスペンスもない。アパートを売るかどうか悩んでいる老夫婦の暮らしを数日間ただ描いているだけ。若き日の夫婦のエピソードを挟みながら。
それだけに思えるが、普通の日常にも目を凝らせばちゃんとドラマはある。
飼い犬の手術だって老夫婦にとっては、劇中のタンクローリーの事故と同様に大事件だ。
とにかく、とてもいい映画で、考えようによっては毎日がスペシャルなんだと思わせてくれる。
そんな風に考えると僕のつまらないとも思える平日も目を凝らせばちゃんとドラマが転がっているのかも知れない。気持ちの浮き沈みだってそうなんだろう。
そういえば、ついこの間、二階議員の事務所の前で、派手なハイエースから身を乗り出して拡声器で怒鳴り散らしているおじさんを見かけた。
しばらく遠くから様子を見てたら、そのおじさんはちゃんとした日本語で、それなりに正しそうな事を叫んでるんやけど、内容が全く理解できなくて、そのうちに怖くなってきたので帰った。黒目に「正義」って書いてた。
あれはヤバかった。
Posted by スギーリトルバード at 19:55│Comments(0)
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