2017年04月02日
楕円の夢
当ブログをご覧の皆様、ご機嫌いかがですか。本日もリラックスして最後までお楽しみ下さい。
「ラ・ラ・ランド」より「シング・ストリート未来へのうた」の方がはるかに優れた音楽映画だと思ったスギーリトルバードです。チャゼルは音楽の事をわかっていないし、ジョン・カーニーは完全にわかってる。
「シング・ストリート 未来へのうた」は本当にハッピーでサッドな映画で胸にくる。
見終わった瞬間は微妙な感想を持っていたのだけれど、全体を思い返してみたり、各場面の事を考えたりと、ゆっくり時間をかけて考えてみれば凄くいい映画だと思う様になってきた。
こんな風に少し時間が経ってわかることが最近は多い。
土曜日、音家松林商店で行われた寺尾紗穂のライブを見てきた。
私の音楽の師匠である儀間さんが企画したもので、前々から「寺尾紗穂は素晴らしい」と聞いていたし、なかなか関西でみれない人だし、誰が来なくても私だけは足を運ばなければいけないと思った。(蓋を開けばソールドアウトの大盛況でしたが。)
最近は私自身弾き語りをする事が多いのと、やはりまだ経験不足なので、1人でライブをする人を見る時は、何かを掴みとらねばならない気持ちがあり、歌詞やメロディーを追いかけたり曲の構造やライブの運び方などを研究したりしていて、終わった瞬間はライブ全体の印象をまだ掴めていない事が多い。
今回の寺尾紗穂もそうで、終わった瞬間は「綺麗な歌声の良い曲を作るシンガーソングライターの凄くハイレベルな方」という印象だった。
しかし音源を買って、帰り道も音源を聴き、今日もずっと聴いてライブの事を思い出したりとしていたら「実はとんでもないライブを見ていたのではないか」と思い始めた。
というか確実にとんでもないライブを見た。
Posted by スギーリトルバード at 17:42│Comments(0)
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