2018年10月31日

ダイエット / トーキングアバウトゲットー



10.29(月)

睡眠を沢山取った為か妙にやる気があり、朝から一日を通して意欲的に労働した。昼飯時に妻から前日に行ったポルトヨーロッパでの娘との画像がLINEで送られてきたので、その画像を見ていると自分がとてつもなく太った事に気が付いて愕然とした。この夏、新シングルのレコーディングの途中、楽しい作業ではあるが産みの苦しみというのは確かにあるので、そのストレスからか食べる量が明らかに増えたし、酒量も増え、ほとんど食べなくなった夜食もちょくちょく食べてしまうし、ほどよく節制できていた間食までも増えた。こんな風によくよく考えると当たり前に太る生活をしていたが、体重計に乗ったりもせず、マジマジと自分の姿を見ることもしなかったので、今の今まで気付かなかった。それで、単純な僕はサボっていたランニングを再開した。酒もいつもの半分にしたし、夕食時以外は珈琲やら水やらを飲むようにしてみた。いつまで続くかは不安だが、とりあえず1週間は続けてみようと思っている。酒を飲まないと気絶しないので、ラジオを聴いたり、本を読んだり、ドラマを見たり、楽器の練習ができたりして、有意義な充実した時間を過ごせる。こんなに簡単に充分な充実感、満足感、達成感を得られるのならもっと早くこの生活パターンに変えるべきだった。せめて平日くらいは、と今は思っているので無理はしない。無理をするとリバウンドストレスでアルコールばかり飲んでしまうのは目に見えている。俺は自慢じゃないが本当に心と意志が弱い。





10.30(火)

江口寿史が出ることを知ったので週間ラジオジャンプを聞いた。めちゃくちゃ面白かった。絵に対しては異様に真剣なのに、それ以外の部分がいい加減過ぎる。その加減が絶妙でとてもユニークな人で話を聞いている分には面白いが「仕事相手や知り合いだと大変だろうなぁ。」と心底思った。番組内にリスナーからのメールコーナーがあり、その中の質問に「僕はギャグ漫画家を目指しています。けれど、何を書けばいいかわかりません。江口先生にアドバイスをいただけたらと思います。」(一言一句正確ではありません)というメールがあって「クリエイトする事を目指している人間がよくこんなメールの文面を思いついたな。そして、それをよく送信できたな。」と、めちゃくちゃ驚いた。そして、どこまで冗談なのかはわからないが、これを採用して放送に載せたスタッフが本気だったとしたら、と考えるとゾッとして、背筋に寒気が走った。今は、こういうのマジでありえる話と断言できる世の中です。

夜はSka-ing Westのスタジオ練習へ行き、鍵盤をバンバン弾いて楽しかった。それと、一週間のうちに家族と工場の人以外の他人と唯一会話ができる場所と時間でもあるので、人間らしい生活を取り戻す大切な時間だ。ちなみに、工場で僕は誰も信用していないので、心を完全にシャットダウンしている。業務に関する事と質問された事以外は絶対に喋らないようにしていて、いい歳こいてジョン・ウィックかロバート・マッコールを気取っている。





10.31(木)

TERRY CALLIER「speak your peace」をAmazon musicで見つけて、聴いた。見事なフリーソウル的な音楽で「俺は本当にこういう音楽が好きだなぁ」と再確認した。ただ、好きなテイストだし格好いいのに、妙に古臭く感じてしまった。ゼロ年代前後の音楽を久しぶりに聞くと、極たまに、なぜか古臭いと感じたりするので不思議だ。


とあるラジオ番組を聞いていて、パーソナリティー(芸人)の偉そうなモノの言い方や、人を見下した様な話に腹が立って「これはもうブログでケチョンケチョンに書いてやろう」と毎度の如く、陰湿で陰険な怨念を右指に込めながらフリック入力した。ネットのマナーに沿って、腹の中の正直な気持ちは抑えつつ、できるだけ知的に見える文章(でも頭の悪さは隠しきれない)を練りに練って、そのことばかりを考えて下書きを書いていたら頭がスッキリしてきて、すっかり腹を立てていた事を忘れる事ができた。実はこの間から、こういうのが何度かあって、最近は腹が立つことがある度に、スマホやノートにメモを取るようにしている。できるだけ順序立てて細かく細かく書く方が気持ちが整理されてスッキリする。毎日毎日ブログを書いていると、それなりに心が穏やかになるので、何かそういう効果があるのかも知れない。それにしても、芸人という職業の方々は、総じて一般素人を馬鹿にしてくる傾向がありますわな。人を笑わせる・楽しませる、というのは本当に難しい事だし、笑う、というのは本当に大切な事なので、お笑い芸人というのは尊敬できる職業なだけに、こういうタイプの芸人さんを見かける度に心の底から残念に思います。  


Posted by スギーリトルバード at 21:06Comments(0)日記