2017年09月25日
愛は幽霊と同じもの。自分に酔ってる奴だけ見えない。
当ブログにお越しの皆様、ようこそいらっしゃいました。本日も最後までリラックスしてお楽しみ下さい。
社会に関心が強い人達から「社会をより良いものにしよう」という気持ちが一切感じられないスギーリトルバードです。
あと理屈がめちゃくちゃ。
矛先が政治家なだけで、
あんなもんクレーマーと同じやがな。
「MILES AHEAD / マイルス・デイヴィス空白の五年間」と「ブルーに生まれついて」を続けて見ました。
前者は、監督・主演のドン・チードルのマイルスなりきり演技が凄い! まずはそれしか感想が浮かばないほど。そして顔が全然似ていないので多少の困惑は避けられません。
内容は、サスペンス要素が強くて音楽映画じゃなく完全にエンタメ路線。
マイルスとユアンマクレガーがカーチェイス!
ピストルをぶっ放したり!
主人公がマイルスじゃなくて、モデルにした架空のキャラでも良かったんじゃないかという位で、かなり笑えて楽しかった。
後者もイーサン・ホークの演技が良い。
僕は途中からチェット・ベイカーの物語としてでなくイーサン・ホークが主役のそういう話として見てた。架空の奥さんが出てきたりもするし。
しかし、構成がとてもきっちりしていて、話もわかりやすい。
ライブやレコーディング、リハーサル風景など音楽のシーンも多く、映画としてはこちらの方が好み。人にもすすめやすい。
両方の作品とも、ドキュメンタリーでなく、作り物だからこその良さがあって面白かった。完全にそういうものとして楽しむのだ。
実際のジャズメンのろくでもない話をたくさん聞くので、もっともっと面白いのがドンドンできるはず。
ゲッツやミンガスあたりでも作って欲しい。