2016年10月04日
誰かのことを強く思ってみたかった
当ブログをご覧の皆様、ようこそいらっしゃいました。本日も最後までお楽しみ下さい。
他人の事を集団でヒステリーに攻め立てたり責め立てたりする奴の方がゲスだ、強く思うスギーリトルバードです。この国の人は、もう誰しもが平気で人に石を投げつけるようになった。
私の愛するラジオ番組「アクロス・ザ・ボーダーライン」が終わってしまった。
愛する、と書いたけれど、毎週チェックする熱心なリスナーではなかったのが悔やまれます。私は愚かなので、いつまでも続くものだと思っていたのです。
しかも最終回に私の音源まで流してもらったのに。以前も、バンドの曲も何度か流してもらったこともあるし、こういう特集をしてくれ、とリクエストし、それが通った事もあった。
さらになんと、最後の放送だと知ったのは本放送後の、再放送直前という体たらくブリ。
そんな不出来な私ですが、書かせて下さい。
番組パーソナリティ儀間さんの選曲は毎度最高でした。
番組冒頭のいつもの口上の通り、世代、国、ジャンルを越え、周りの友人から辺境まで、有名無名問わず世界中の音楽、マニアックといえばマニアックだけれど、聞けば楽しい音楽ばかり紹介していて「日本でこういう音源が流れるのは、この番組くらいだよなぁ。」という放送も多かった。
というか、私の知る限りでは、ヒット曲とロック以外が流れる良質な音楽ラジオ番組なんかほとんどない。
しかもこれが和歌山発信というのがもう最高過ぎて。
この番組で聞いた事がなければ、死ぬまで知らなかったような音楽がたくさんある。
ある意味では、私の教科書の様なものでした。熱心で真面目な生徒ではなかったけれど。
どういう事情で終わってしまうのかはわかりませんが、儀間さん、8年間と少しという長い間の放送、お疲れ様でした。本当に素敵な選曲ばかりでした。
ラジオパーソナリティとしては一旦お別れですが、儀間さんはプレイヤーでもあるので、またどこかで音を鳴らしましょう!