2016年03月29日

旅の手帖

少しだけ年を取ったせいか、思いつきで行動することがなくなった。何事にも慎重になってしまった。

しかし今回は思い立ったその勢いで車を走らせた。

目指すは奈良、大和郡山。

妻とのふとした会話に出た「金魚のいる電話ボックス」の実物を見るため。

その電話ボックスは、古めかしい商店街の入り口にポツンとあった。
町の名物なのだろうが、特に目立つことになくポツンとあった。初めは異様な景色だったのだが、あまりにも町に馴染んでいるのでその内に見慣れてしまった。




近くに素敵な品揃えの本屋があった。
本を3冊買った。
こんなに素敵な品揃えなら悩んでしまうのがわかっていたから早い目に狙いを定め店を出た。妻は悩みに悩んでいた。
欲しい物がたくさんで買うものが決められない、ってのは素敵な店の証拠だ。店主の子供さんの作った俳句が飾ってあった。とっても素敵な句だった。




奈良市に移動して、
車を停めて、
町を歩く。
おもしろいレコード屋をみつけた。
CDを2枚買って、店主と少しお喋りした。
町を歩く。
変なギャラリーや、食べ物屋、
よくある古書店に古着屋。
大きな池があった。
世界遺産だというお寺。
昭和から時が止まったかのような銭湯。
腰の曲がったおばあさんが1人入っていった。
有名な和菓子屋のよもぎ餅を食べた。
  


Posted by スギーリトルバード at 21:37Comments(0)